創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   こればかりは自分で   ウルトラマン

 最近では、身の回りのいろいろな物が機械化されてきて、使いやすく便利になってきている。便利になるのは良いことだが、それによって問題が生じる。文章で出てきた自動ドアは、自動で開いてくれるのは便利だが、そのための電力を発電するための火力発電では、たくさん二酸化炭素を排出している。それが地球温暖化の原因にもなっていると思う。では、自動ドアが無かったらどうだろう。手が不自由な人は、どうやってドアを開けるのだろう。このように、物の機械化にはいくつもの意見が出てくる。
 僕は便利で快適な生活は良いと思う。科学の発達によって、生活が便利になり、快適に生活できるようになった。例えば、外出中に携帯電話から、あらかじめ家に設置しておいたカメラの映像が見れるというサービスがある。旅行に行っている時でも、家の様子が分かり、安心して旅行をすることができる。また、湯沸しポットを使った記録が自動的に設定した人の携帯電話にメールで送信されるというサービスもある。その湯沸しポットを離れて暮らしている家族や親戚の家に置いておけば、無事が確認できて安心する。僕が一番便利だと思う機械は携帯電話だ。理由は、電話、メール、インターネット、など、いろいろな機能が一つに収まっているからだ。携帯電話はあまり大きくなくコンパクトなので、とても便利だと思う。このように、最近では驚くような機能をもった機械が増えてきて、生活もどんどん便利になってきている。
 しかし、機械化されていないシンプルな生活も良い。例えば、新幹線のホームなどで、よく流れる、「電車とホームの間にすき間があるので、ご注意ください」という放送がある。確かに乗客に注意を呼びかけることは良いことだが、ホームに立っていると、その放送が何回も何回も流れるのである。別に放送で流さなくても、駅員が呼びかければすむことだと思う。また、昔話の桃太郎でも、犬やサルやキジがわずかなキビダンゴで味方になったのは、キビダンゴというモノそのものの価値でなく、やはり桃太郎の心意気に引かれたからだろう。このように、最近では本当に機械化する必要があるかどうか疑うようなものまで機械化されているのが現状だ。本当に必要なものだけを身の周りに置いて、自然をありのままに受け止め、シンプルに生活することによって見えてくるものがあると思う。
 確かに機械化された便利で快適な生活にも素朴でシンプルな生活にもそれぞれ良さがある。しかし、一番大切なことは、「私たちの人生は、私たちだけが費やしただけの価値がある。」という名言があるように、自分の満足のいく生き方を常に模索しながら活きていくことである。

   講評   hira

 「よっしゃ!」いきなりぶしつけなコメント失礼します(笑)。5月29日の時点ですが、森リンの点数、中2で第2位に入ってますよ。ランキングに入ればなかなかなものなので、力がついてきたと思っていい。少々手間ですがパソコンで書いた甲斐があったね。また、点数のバランスを見ながら、デジタル面でも自分を省みてください。長文理解、読書、読解問題などインプットも頑張っていこう! 楽しみだ。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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