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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   はしごは知識よりも熱意が作ろうとする   本因坊

 人間は、生まれた瞬間から、死ぬその時までずっと学習をし続ける。生まれた瞬間から、人間が学習をし続けていることが分かる一つのものが、赤ちゃんである。赤ちゃんは早いと半年で始めて言葉を喋る。中には、動物と一緒に育って、一生言葉を話さず、ただ森の中で過ごす場合もある。この二つを比べると、人間は、本能で喋っているのではないということが分かる。小さい頃に言葉を周囲から感じ取って学び、現在に至っている。この他にも、人間は一生をかけて様々なことを学んでいく。学ぶことは大切だ。この「学び」が無かったら、今の人間社会が形成されているはずが無い。しかし、よくよく考えてみると、学習は、大切という前に楽しいものなのではないか。学ぶことによって得られたものを使い、日々自分が進化しているのを感じると、とても楽しい。(大切 構成図)
 理由や、説明を述べていこう。この、学習をすることが何で楽しいのか、ということなのだが、本当に楽しいのだから仕方が無い。楽しいものをわざわざつまらないという必要は無い。これはあたり前のことだ。常識だ。しかし、学校で習う勉強が嫌いな子も、中にはいるかもしれない。そういう子達には、ゲームで説明すればよい。テレビゲームで裏技を巧みに用い、攻略法を考えるのも、そのゲームに対しての学習の一つなのだ。このゲームの話でいえば、インベイダーゲームの名古屋撃ち。これは名古屋の人が考えたからこういわれている撃ち方なのだが、これを考え、覚えたことも学習の一つだ。ゲームをクリアしていくのはとても楽しく、そして嬉しいのではなかろうか。こう考えると、学習によって得られる楽しさというものは、万人共通のものなのだ。(私)
 もう一つの理由といえば、学習というものをもし全くしなかったら、つまらない人生を送ることになってしまうからだ。犬猫を見てみよう。「ワンワン」「ニャーニャー」ないている。こうして騒ぐが、私達人間には、全くわからない。分かったらすごい。(笑)意味不明である。物事を正確に伝えることは、まず不可能だ。だから結局、犬猫人生、つまり無学習人生はつまらないのだ。(理由)
 確かに勉強を朝早くから夜遅くまでやるのは辛いと受験勉強を通じて感じた。しかし、毎日勉強する中で、以前よりも自分が物事を理解できているのが分かると、嬉しかった。知識がはしごを作ったのではない。二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。そう、人間にはこの熱意があり、上へ上へと登ろうとするのだ。(確かに 名言)

   講評   nane

 バランスのとれたいい文章。
 第一の理由は、本因坊くんの実感だろうね。勉強を大きく考えれば、だれでも学ぶことは楽しいと思う。ゲームの名古屋撃ちの例は面白い。
 第二の理由は、狼少年の例などを連想する。人間でも、学習をしなければ動物以下になってしまうということだろうね。第二段落は、本やニュースから見つけた社会的な実例も考えて、第一段落の実例との幅を広くしていくといいよ。
 「知識がはしごを……」の名言もうまい。
 この第四段落のところで長さを増やすとすれば、「例えば」という言葉で具体的説明を書いていく。「例えば、ガリレオガリレイも、星の動きを知りたいという気持ちから……」など。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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