国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「間」の重要性   あほーどり

 話し上手の人というのは、饒舌なのではなく「間」をとるのがうまい人である。
 どんな名言でも、隙間なくしゃべられては効果がなく、何を聞いたかも忘れてしまうかもしれない。
 余韻やふくみは「間」のいかし方にかかわっており、自然に「間」を必要とするものはそれだけの実質を備えているものということになる。
 人と人との会話の中では、「間」は重要なものであると思う。
 その理由として第一に、間のない会話はコミュニケーションとは呼べないものであるからだ。一方的にしゃべり続けていては、レポートを発表しているのと同じで、相手が意見を挟む余地がない。そのようなものは、聞いている側としたら会話をしているとは感じられないだろう。相手とのやり取りがあっての「会話」なのではないか。
 第二の理由として、「間」は会話を楽しくしてくれるからである。
 私のサークルには話好きの先輩がいる。話好きといっても、その人はある話題に対して何か似たような体験はないか相手に聞いたり、適度にユーモアを交えて話してくれるので、サークル全体から「話のうまい人だ」、と慕われている。
 確かに、話の内容が面白いものか、自分にとって興味のあるものかは重要である。しかし、「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という言葉もあるように、急いで伝えることがよいことではない、ということも覚えておかなければならないだろう。
 私も今年から先輩になった。後輩たちと楽しんで会話ができるように、「間」を取る話し方を意識してゆきたい。

   講評   hota

 今月も休まず、課題をこなしましたね。次回は進級テストです。いつもどおりに書いて、合格しましょう!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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