創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間の生涯は物事を(感)   まいう

□人間が他の動物と比較して異なることの一つは、いつまでも学び続けるという点にある。
ものを学ぶとは、何か新しいことを知ったり、何か新しい能力を身につけたりすること、そして、それらをさらに深めたり高めたりすることである。人間が生涯にわたって学び続けていくには、学ぶことによって得られる楽しみや喜びが、エネルギーとなるのである。人間が味わう充足感や感動の大半は、ものを学ぶことから生まれるのではなかろうか。
我々は学ぶことは楽しいと思うべきだ。「是非の主題」
□その第一の理由としては学習はもともと面白いからである。「複数の理由一」中学の時は学習をしていておもしろく感じられたことが何度かあった。その一つが英語である。英語が勉強できる、かっこいいという図式が頭の中にあったので、授業の最初に登場するアルファベットを見た時はこれが英語の文字なのか、これから本格的に英語ができるんだとわくわくした。そして、アルファベットの次ぐらいに授業に登場してくる「This is a pen.」を見た時には音では聞いたことがあったが、文字で表すとこういうものなのかと新鮮な気持ちで眺め、「これなら理解できる」と自分にも英語ができそうに感じた。面白く感じたもう一つは数学である。私は問題集をやるという習慣がそれまでおそらくほとんどなかったと思う。宿題として問題集の自習が出されたので、自宅で取り組んでいた時に答えがパッとひらめき、それが正解だったことがあった。その時初めて数学って楽しいなと思えた。それがきっかけでしだいに数学は得意科目になっていった。「体験実例」新しい発見があったり、新しい知識を得たり、わからなかったことがわかるようになったりすると、とても嬉しいものである。
□また第二の理由としては、つまらない勉強は頭に入らないからである。「複数の理由二」高校の時がそうであった。上級生に文武両道でかっこよく、おまけに美人の彼女までいる人がいた。私も部活もやり、勉強も頑張ろうとしたが、最初こそなんとか頑張れたがとにかく授業の科目数が多かったのでしだいにこなしきれなくなっていきいやになった。特に古典、物理、化学、地学、地理がいやだった。授業はつまらないし勉強しても遅々として進まず、留年するのはいやだったので頑張ったがあまり成績はよくなかったように思う。人から言われていやいやする勉強は本当の意味でなかなか身につかない。学習を楽しいと思い、自ら進んでする勉強こそが自分のためになると大人になって改めて感じている。つまらない勉強をしている時は遅々として進まないものだから、つい「チッ、チッ」と心の中で舌打ちをしたくなるものだ。「ユーモア表現」
□確かに、勉強にはつらい面もある。「反対意見への理解」しかし、『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言「名言の引用」があるように自分から進んで楽しく勉強すれば学んだ知識を生かしていくことができるだろう。「是非の主題」勉強したことは自分の財産になるのだから楽しく勉強したいものだ。

※構成図添付しました。

   講評   suman

 まいうさん、全項目を満たし、自分の体験も織り込んで、いい文章が書けましたね。進級テスト合格です。おめでとうございます!
          

 体験実例は、英語や数学を学び始めるときの、生き生きした新鮮な気持ちがよく書けています。「つまらない勉強は頭に入らない」ということも、多くの人が身に覚えのあることでしょうね。高校時代の、赤点の恐怖を久しぶりに思い出しました。 
 ユーモア表現も、工夫されましたね。^_^ この調子です。ユーモアを忘れないようにすれば、自然と心にゆとりが生まれてきます。
*表記注意 ちょっとしたことですが、読点(、)が少なめなのが、気になりました。たとえば、最後の段落の、
ー『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言「名言の引用」があるように自分から進んで楽しく勉強すれば学んだ知識を生かしていくことができるだろう。「是非の主題」勉強したことは自分の財産になるのだから楽しく勉強したいものだ。ー
などです。適切なところー意味の区切れ目や、ひと息つくところーに読点をつけて、読みやすい文章にしましょう。
           

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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