国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2426 今日2488 合計54824
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学習に必要なもの   ピプリー

人間の生涯は物事を学び続ける果てしない旅である。幼児期における言語の習得を出発点として、幼年期から青年期へ、中年期から老年期へと、生涯にわたって学習は続く。それぞれ、学び方や学びとるものの違いはあれ、楽しみや喜びのエネルギーが、さらに学習意欲をかきたてる。この学ぶエネルギーを実感するためにも、人間は、いつまでも学び続ける人生を送るのである。だから、私は楽しい学習は必要だと思う。
 第一の理由は、学習に楽しみや喜びがあると、さらに学習意欲がわくからだ。私の逆上がりの体験はまるでそう。学校で鉄棒の運動があり、私はまだ逆上がりが出来なかったのだ。そこで、私はいつも近所のお友達や姉と公園へ行き、日々練習の積み重ね。出来そうなのに出来ない・・・そこは私にとってきっと納得がいかなかったのだろう。そこで、学校での体育の時間、先生にアドバイスをもらった。
「もっと腕や足、お腹など気をつけるとできるよ。」
その通りに毎日やってみた。ちょっと悔しくて罪悪感が出たりもして泣いたり怒ったり。でも、ある日、「きっと私はやれる。」自信をもって地面を蹴り上げた。
「クルッ」
回った。全然出来なかったあの逆上がりができた。その時の喜びは忘れられない。とても嬉しくて私は本当に出来るのか何回も確かめた。でも、やはり出来る。今までの「努力」の積み重ねが今の結果となったのが嬉しくて、そこからさらに学習意欲が高まった。今なら、空中逆上がりとか連続逆上がりなど様々な技が習得できた。とてもいい体験・喜び・楽しさを一回でも味わうと、きっと人はさらに学ぶことが出来るのだと思った。
 第二の理由は、学習に喜びや楽しさがないとすぐに学習を投げ捨ててしまうからだ。例えば、ズラーっと問題が並んだ問題集。それを見ただけで投げ捨ててしまう人も少なくはないだろう。私はきっと問題を解いてから出来なくなると投げ捨ててしまう。きっとそこには喜びや楽しさがあまりないからだろう。授業も同じ。プリントばかりでもつまらないし、ユーモアのある授業の方が楽しい。私の現在の担任の先生はいつもユーモアが混じっている。数学担当なのだが、いつも記号などについて話してくれる。そこにはいつも笑いがあり、授業が盛り上がっていて、皆が楽しんで学んでいた。この授業にもし、笑いがなかったらどうだろうか。進出記号などをそのまま少ししか教えないと、あまり頭に入らず、学習が出来ていないことになる。やはり、笑いを混ぜて覚えた方がよいと私は思った。
 反対意見についても考えてみよう。確かに、楽しみや喜びがないことがあるかもしれない。受験勉強や試験前勉強・・・沢山のつらい勉強が現実にはある。しかし、「経験は最良の教師である。」という名言があるように、楽しい・嬉しい・喜びという経験があってからこそ学習意欲がわき、さらに学習がはかどるのだと思う。だから私は、楽しい学習は必要だと思う。

   講評   yuta

 進級テストはみごとに合格です(^0^)おめでとう!

●是非の主題:『私は楽しい学習は必要だと思う』。“楽しい”が今回のキーワードですね(^^)
●複数の理由一:『第一の理由は、学習に楽しみや喜びがあると、さらに学習意欲がわくからだ』。
●体験実例:逆上がりができるようになるまでの体験を紹介。逆上がりは、コツをつかむまでが大変なんですよね。苦労の末に「クルッ」とできたときの喜びは、次につながる大きな力となりましたね。
●複数の理由二:『第二の理由は、学習に喜びや楽しさがないとすぐに学習を投げ捨ててしまうからだ』。苦労ばかりだったら、勉強なんて誰もしなくなってしまいます。喜びや楽しさを味わわせることも、教師の技の一つなのかもしれませんね。
●反対意見への理解:『確かに、楽しみや喜びがないことがあるかもしれない』。つらい現実も確かにあります。しかし
●名言の引用:「経験は最良の教師である」という名言があるように
●是非の主題:書き出しの意見に戻ってしめくくれました。(^^)v

☆目標字数以上書けました。
       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)