創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   交流社会   キューピー

日常生活の中で、常に大気や大地との交流を意識している人はほとんどいない。そして大半の人は、その事実を聞けば驚くであろう。人々は最低でも何かに交流しているということを知っていなければならない。それは自然や生物だけではなく、人にも言えることである。そして人との交わりを意識しないことで、社会的な問題へと発展してしまう。将来、人との交流を意識しないことが問題になることが予測される。(予測問題の主題)

交流を意識しない原因の一つは人々がよりプライバシーを気にしはじめたことや、全体的に人々が利己主義になっていっているからだ。私がこの前スーパーに行ってふと気がついたことがあった。お店が手動ドアの場合は、手が荷物でふさがっているときは他人に空けておいてもらったりすることがある。そしてそのときに、お礼を言ったりすることで、人と交流していた。しかし最近ではほとんどすべての店が自動ドアであり、どんなに手が荷物でふさがっていても、他人の助けなどいらず容易に出入りできる。このように技術が発展するにつれて、人々が他人と交流する機会も減ってきている。(体験実例)

交流をもっと意識させる対策の一つは人と交わる環境を積極的に作ることだ。人とコミュニケーションをとることによって、人とのかかわりを意識することを理解することができる。現在では地域子供会が社会では注目されている。これはボーイスカウトなど団体行動をメインとするグループであり、そして社会ではとても必要とされているものなのだ。団体行動をすることによって、人々と自然と交わり、そして行動を意識するようになる。そしてさらに自然などとの触れ合いは生物や植物との交流も理解させてくれる。(社会実例)

確かに、人と常に行動していては社会はなりたたない。しかし、現代の人々はもっと団体行動を理解そして心がけるべきなのだ。「井の中の人大海を知らず」(ことわざ加工)ということわざのように、交流できる環境が狭ければ狭いほど全体、またはその事実を知ることはできない。人々は大きな社会問題になる前に、いろいろな人々、生物、自然が自分に交わっていることを理解しなければならいのだ。将来、人々との交流の大切さを忘れてしまう問題が予測される。

   講評   ogi

 キューピーちゃん、こんにちは。進級試験、がんばりました。

<第一段落> 世の中が発達するにつれ、人と自然(物)との交わりや、人と人との交わりが希薄になってきますね。人間は本来、ほかの人間と支え合いながら生きていくべきものです。予測問題の主題がきちんと挙げられました。
<第二段落> 自動ドアの例はおもしろいですね。最近はスーパーのレジでも、セルフチェックを多く置くようになりました。誰とも言葉を交わさずに買い物を済ませてしまえるのですね。内容にピッタリの体験実例です。
<第三段落> 地域に交わり、社会に貢献する場をもっと増やし、小さい頃からそれらに触れることが必要です。良い対策ですね。キューピーちゃんの挙げた例では、人との交わりだけではなく、自然界との交わりも体験できることになりますね。
<第四段落> とてもうまくまとまっています。ことわざの加工もじょうずにできました。

 とても良い作文になりました。
 今回の進級試験は合格です。おめでとう!

    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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