創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2426 今日1706 合計54042
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人間の学習   かりる

人間は生涯学習する動物である。人間が最も素晴らしい学習能力を発揮するのは生まれてからの数年間である。なにしろこどもは、言葉という、ホモ=サピエンスがつくりあげたもののうちで最も複雑なものを、わずかな期間で取得してしまう。犬や猫も学ぶが、早い時期にやめてしまう。人間がほかの動物と比較して異なることの一つは、いつまでも学び続ける点である。人間が何かを学ぶのは、学ぶことが楽しいからである。人生の様々な場面で、さまざまな状況の中でいつも勉強がある。学ぶエネルギー を実感するためにも、人間は、いつも学び続ける人生を送るのである。人間が味わう充足感や、感動の大半は、物を学ぶことから生まれるのではないだろうか。学ぶことは、楽しむと思うべきだ。
 第一の理由として学習はおもしろい。新しい発見や、難しい問題が、解けるのも学習があるからである。もしも、学習がおもしろい物でなければ、人間が生涯、学習し続けることは難しいだろう。例えば自分が、知りたい物があったとする。しかしそれがなか分からない。そこでそのことを放り出すか、最後まで追求し続けるかによって変わる。しかし学習というのは最後まで追求し、自分の力で答えが出てこそ学習なのだ。学習の楽しさは、人から教えてもらうのではなく、自分で見つけたほうがより学習の楽しさが、分かるだろう。そう考えれば、犬はすごいと思う。人間と違い、相談などできない中で、自分の力で
学習していく。しかしそれを生かせるのは、わずかな期間だけというのが、欠点。しかし人間は長期間学習できる。
 しかし学習する前には、いくつか、大切なものがある。一つは、探求心だ。も
し自分が新聞を読んでいた時に、
「あれ?国連って何だ?」
そこで放っておくのではなく、パソコン、本などを使い調べようという心が必要なのだ。<体験実例>            
二つ目は、探求心があればできること。それは学習を、楽しむことだ。つまらないのでは、学習が続かない。好きな教科が、算数で、嫌いな教科が国語、国語の時間は長く感じるが、算数は、あっという間に終わる、これは算数では学習を楽しんでいるということ(例え)。ただ、学習を楽しんだり、夢中になってやるだけでも頭の中に入る数ことはすごい差だと思う。
 しかし仲間とやってはいけない、楽しい学習だけやってもいいと、いうとうそになる。「人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのである。」という名言のように、人間は生きるために学習している。自分一人で生きているのではないし、仲間に頼らなければ、前へは進めなくなると同時に、自分が成長しない。あと、楽しい学習をするためには必ず、つまらない学習、大変な学習があると思う。日常生活、身近なもの、学校、友達、全てのものは、生きていく上で、一つたりとも学習しなくていい物などない。だから、つまらないものでも、学習する価値は、どれも、均等にある。学習は楽しむと、思うべきだ。

   講評   kanera



【構成】…
<●複数の理由>の表記に注意しましょう。「第一」と「二つ目」となっていますが,どちらかのスタイルに統一すると,読み手にも分かりやすい書き方ができます。また,「第一」と「二つ目」の「理由」を紹介する文の述語に注意しましょう。自分なりの理由表記のスタイルを持っておくといいです。私のスタイルは,「理由として考えられるのは,…だ。」です。

【題材】…
「調べようという心」のところでさらに詳しい説明をすると大変よい<●体験実例>になります。

【表現】…
<●名言の引用>,問題なしです!

【主題】…
第一段落の<●是非の主題>の文では主語を書きましょう。主題の文は作文の「背骨」になる部分です。<●反対意見への理解>は,「しかし〜」の文の前に,必ず「確かに〜」の文を書きましょう。

【字数・内容・表記】…
これからは,それぞれの項目について,項目表やヒント通りの「キーワード」(表記のしかた)を守って書くようにするといいですよ。\(*⌒0⌒)bがんばっ♪

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)