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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ガッツがある」とか   かもも

 「ガッツがある」とか
    かもも
 「ガッツがある」とか「根性がたりない」とかいった言葉をよく耳にしますが、私はどうも好きになれない。「一心不乱」はすばらしいのですが、「盲目的ないちず」が困る。いつも「主人公」が目覚めていなくては、お話にならない。また結果的には、学校の先生方も、学歴社会の中にあって、そのとんでもない勘違いの先頭にたって、子供いじめしてはいないだろうか。この想像力の遊びもまた、心にとって栄養となる。想像は創造につながる。想像がさらに深まれば、「思いやり」となって、人間関係を創造するのだ。
 私の中で「ガッツ」とは元気のあることだ。元気があれば色々な事が出来る。特に運動がそうだと思う。私は中学に入学してバスケ部に入部した。今は、ボールハンドリングという物やパス練、壁うちをしている。練習は大変で「もーやだなぁー」と思うときもあるけどその気持ちを抑えていくのも「ガッツ」だと思う。
 ガッツと言えば友達がガッツという名前の犬を飼っている。犬種は柴犬だ。その犬を知ったのは三〜四年前だ。友達の家に遊びに行ったら
「犬を飼ったの〜」
といった。そのあと
「ガッツ〜」
と犬の名前を呼んだ。すると小さな子犬が走ってきた。友達の話によると子犬は、メスだそうだ。でも、みんなも「ガッツ」という名前の犬だとオスだと思うだろう。もちろん私もそう思った。メスだと知った時はびっくりした。友達に
「なんでガッツて名前にしたの」
と聞くと
「分からない」
と答えた。ガッツという名前の犬はまるで小さな男の子のように元気だ。
 ガッツとは人間にっとて元気がある事と同じことだ。作者は「ガッツがある」という言葉が好きではないと述べているけれど、私はこの言葉が好きだ。

   講評   ita

 こんにちは、かももちゃん。一人でよく感想文を書き上げてくれました。かももちゃんは「がっつ」という言葉に中心を置いて意見を書いてくれたけれど、もう一つの書き方としては「遊びが必要」というテーマがあります。人には遊び(余裕)の部分が必要と言うことです。筆者の意見を時間のあるときに読んでおいてね。
【第一段落】
 要約は完璧。
【第二段落】
 「ガッツ」についての意見が明確に出来ていていいですね。筆者の意見とは反対だけど臆することなく自分の意見を書いているところがとてもいいと先生は思います。「いやだな」と逃げたくなる気持ちを支えてくれている感情が「ガッツ」なのですね。先生も同感です。
【第三段落】
 「ガッツ」に関連付けて出てきたのが犬の名前というところがかももちゃんらしい(笑)。この実例をそのま間使うとすれば「『ガッツ』という言葉に否定的な感情があれば愛犬の名前としてつけるはずがない」という方向でいけそうです。
【第四段落】
 大きくまとめることができました。かももちゃんの一本筋の通った意見が気持ちよかったよ。
     


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