創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   どろだんご   ビクトリア

 「どろだんご、楽しいね。」
「ほら、ピッカピカ!」
 今年の2月頃にお父さんとどろだんごを作りました。児童館の公園のすな場で穴をほって、水を入れてどろを作りました。そして、自分の好きな量を取って丸くなるように固めました。少し固まったので、さらさら砂でさらに固めました。しかし、そこにはさらさら砂があまりなかったので、すべり台の下にあるさらさら砂をかけました。さらさら砂をかけて、どろだんごをやさしくやさしくみがくと、つるつるしてきました。つるつるのどろだんごをこわすのはもったいないので、家にもって帰ることにしました。今、キッチンペーパーとサランラップで包まれたどろだんごはげた箱の下においています。
 わたしがどろだんごをはじめて見たのは、「りんごの木」というほいく園でした。友だちが作っていて、きれいでおもしろそうだったので、
「わたしも作りたい!」といいました。
「いいよ、作り方を教えてあげる。」
わたしの友だちは、ひとつひとつていねいに教えてくれたので、はじめてでも上手にできました。わたしがどろだんごのどこが気に入ってるかというと、手ですくう時のどろのかんしょくです。ねちょっとしていて、ふわっとしているような、ふしぎなしょっかんです。まるでわたしがどろの中にすいこまれそうな感じなるのです。あの感しょくが、どろだんごをいっぱい作る気にさせたのかもしれません。あと、りんごの木ほいく園では、みみずと遊んでいました。土からひょこっと出てくるのがかわいかったです。
 わたしの、どろだんご歴やどろ遊び歴はほいく園から続いているのです。どろ遊びはまったくあきないから、続いていけるのだと思います。これからもずっと、どろだんご歴を長くしていきたいと思います。

   講評   onopi

 どろだんごは作り始めると夢中になって、時間がたつのも忘れてしまいます。私も子供の頃よく作りました。うまく作るにはそれなりのコツがあるのでいつも真剣に作っていたのを思い出します。
 書き出しの工夫をした後、今年の二月にどろだんごを作ったことを思い出して書いてくれました。最後まで慎重に作っていったようすがわかります。第三段落ではどろだんごを作り始めたきっかけを書いてくれています。お友だちが作っているのを見てやりたくなったのね。その気持ちよくわかります。たとえは(まるで〜みたい【よう】)と書いて完成します。ここは書き方を少し工夫できるといいですね。最後に心の中で思ったことを書くこともできました。
     


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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