国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   比喩は大切   イチロー

「落ちて来たら 今度は もっと高く もっともっと高く 何度でも 打ち上げよう 美しい願いごとのように」この詩は、作者がある雑誌の依頼で、子どもが紙風船で遊んでいる一枚の写真につけたものだそうです。この詩のいのちは、美しい願いごとのようにというすばらしい「比喩」にあると言えるでしょう。何度も打ち上げるそのことにいきる証を見つけよう、というような祈りに似た詩の心がつたわってきて、励ましさえ感じます。いつだったかテレビの料理番組で、料理の先生が「遠くの味噌をあわせて使うと、おいしい味噌汁ができる」と話しているのを聞いて、言葉も同じだなと思いました。比喩を、日常の会話でも効果的に使うと、表現がいきてきます。
「比喩は大切だと思う。」第一の理由は「比喩を使うと印象的に分かりやすく表現できるからだ。」たとえば包丁で野菜を切るときの手の押さえ方を説明する場合、「猫の手のように」と比喩を使うと分かりやすい。
第二の理由は、比喩を使わないと話の内容を説明するのに時間がかかるからだ。比喩を使わずに表そうとすると複雑で難しい表現になり、分かりにくい。たとえば、「野球のバットをもつ握り方は、雑巾をかるくしぼる感じでもつといい。」という表現にすると力の入れ方など、加減が分かりやすい。このように「比喩」を使って表すとより文が分かりやすくなる。
 「確かに、数字などを使って正確に表す方が適している場合もある。しかし辞書のような人間になるのではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。」
という名言があるように比喩を使いながら、自分で工夫して表現していくのも大切だ。 

   講評   sarada

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