国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   色々な考え方   スケートねこ

 「科学における発想と論理」という話になると、いつも昔やったハバチのことを思い出す。ふと思いついたのは、「飼育温度は一定ではなく、高温・低温と振れなくてはいけないのではないか」ということであった。しかし、ふと思いついた発想には一言も触れず、データに基づいた「論理的」推理を展開する形をとることによってこの研究も私自身も、「科学的」な対面と保つことになった。
 確かに、人間にひらめきや直感は大切だ。偶然な出来事ですごいことが起きたり、何かが分かったりする場合もよくある。例えば、数学の問題を解く時に、ずっと考えていても答えが出ないときは、そのまま悩むのではなくて、直感で適当な線とか引いてみたら、偶然それで問題が解けたりする。私は、そういう体験をしたことがある。理科の授業でみんながひとつの問題で引っかかっているときに、私が突然、何かひらめいた。クラスにそのひらめいたアイディアを言ったら、そこからスラスラと問題が解けた。私は、そのときひらめきや偶然の出来事は大切だと思った。
 しかし、論理があることも大切だ。なぜかというと、論理的な考えがないと、他の人を説得することができないからだ。直感やひらめきだけに頼っていると、なぜかと聞かれたときにまともに答えられない。私は、学校の授業でどこにゴミを捨てるかでもめたことがある。ここに捨てるという意見だけではなくて、その理由も説明しなくてはならなかったから、そこを論理的に考えて説明する必要があった。そのとき、私は時によって論理的な考えが必要だと思った。
 確かに、ひらめきや偶然名出来事も、論理的な考えもどちらとも大切だ。ひらめきがあるからすごいことが分かったり、何かが発明される。そして論理があるから、この世界の人は他人を説得したり、ちゃんと正しく生きていける。しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ」という名言があるように、どういう考えかたをするのかではなく、何のために考えるのかという目的を持つことが最も大切である。

   講評   kiri



こんにちは。要約はポイントをつかんで簡潔にまとめることができました。

<構成><題材> 理屈では説明できない偶然の思いつきの大切さを第一の意見として挙げました。理科の問題を解く時など、ねこちゃんの例のように、ひらめきを大切にしたいね。ひらめきにはある程度の「センス」が必要だね。ねこちゃんには、クラスのみんなをびっくりさせるようなセンスがきっとあるのでしょう。第二の意見は論理的な思考の大切さを挙げました。計画的に物事を進めるのは大事なことだね。この話も自分の体験から実例を挙げることができました。人に何かを理解してもらうためには、筋道を立てて考え、述べることが必要になってくるね。
<表現> 名言は、結論に合わせて引用することができました。
<主題> 結びの総合化もうまくまとめました。直感に頼ることもあれば、論理的に考えることもあるね。どちらにしても、何のために考えるかという目的を持つという姿勢が大事だね。

                     

☆ 確かに、人間にひらめきや直感は大切だ。→ 確かに、人間にはひらめきや直観は大切だ
☆ 私が突然、何かひらめいた。→ 突然、私に何かひらめくものがあった。
☆ しかし、論理があることも大切だ。→ しかし、論理的な考えをすることも大切だ。
☆ 確かに、ひらめきや偶然名出来事も → 確かに、ひらめきや偶然の出来事も
☆ 何かが発明される。→ 何かが発明されることもある。

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