国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   テニスの練習にタオル   なまず

 この詩のいのちは、美しい願い事のようにというすばらしい「比喩」にあると言えるだろう。「赤ん坊が激しく泣く」というより「赤ん坊が火がついたように泣く」、といったほうが印象の強い表現になる。例えば、「フォークボールの投げ方を教えるのに、握り方や投げ方を教えるのではなくカーテンのひもを下へ引っ張るようにという例えで話してやると、印象強く、よりよく伝えることができる。私は、比喩は物事を印象強く教えるものとしてとてもよいものだと思う。(要約)(構成図)(是非の主題)
 第一の理由は、説明をただ並べるよりも簡単な想像をすることで「そういうことか!」とひらめくからである。私もテニスの本を読んでいたときそのような体験をした。テニスラケットの振り方でタオルを振って練習してみるのが良いと書いてあった。普通ならラケットを何度も振って練習するべきだけど、タオルをここでは使いなさいと書いてあったのだ。これは分かりやすいかはどうかは個人差だが、比喩を用いてるものだ。タオルを振ってこのような状態になったら成功など書いてある。実際やってみたがとても分かりやすく実際ラケットを持ってやってみてもうまくできた。他にも剣道の竹刀の持ち方でも雑巾を絞るようになど聞いたことがある。このように普通に説明したらわからないことも比喩を用いることで分かるようになるので、比喩は良いものだと思う。(理由)
 第二の理由は、比喩使うことによってたくさんの意味のある言葉が作れる。少し難しいものだが、「心の目」「脳が回転する」などという言葉を聞いたことがあると思う。実際は心に目などない。しかし、良く考えてみると心の目というのは相手に見えないもので表ではこのようなイメージだけど、実際はこのように考えている意味だと思う。脳が回転するというのも脳が回転してしまっては頭の形が常に変わってしまうだろう。しかし、そういう意味ではなく脳が良く働いているという意味でとらえるのだ。このようなことわざや慣用句もたとえを使っているのだ。これは、比喩といわないかもしれないがもとは比喩を通っているのだと思う。「目」はなにかをみるものである。そして、「回転」は一種の働きである。そう考えると一応考えは成り立つ。(理由)
 確かに比喩を使わなくてもわかってしまったり、比喩を使うと余計わからなくなってしまうときがある。しかし、「真実をすべて捉えることはできない。」という明言があるようにいつも内容が理解できるのではない。だから、私は比喩は大切だと思う。(名言の引用)(是非の主題)

   講評   kaki

【1段落目】
要約のあと「私は、比喩は物事を印象強く教えるものとしてとてもよいものだと思う」と、自分の意見を書くことができました。
【2段落目】
テニスの練習にタオルを使うという実体験が書けました。テニスといったスポーツを解説書で学ぶ場合、いかに読み手にわかりやすく伝えるかが重要です。それをタオルを使って説明ができるなんて、意外な発見でした。できれば、その比喩を使った説明文も入れてみよう。
【3段落目】
「比喩使うことによってたくさんの意味のある言葉が作れる」という2つ目の理由は、おもしろい発想です。ことわざや慣用句に着目したところが、とてもよかったです。日本語の奥深さがわかります。
【4段落目】
「確かに」「しかし」「名言」「だから」の順番に筋道の通ったまとめができました。


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