創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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比喩のありがたみ かまむ
よく、会話をしているときに、多くの人は比喩を使う。例えば、「人生山あり谷あり」ということわざも比喩である。大きい、というときも、恐竜くらい、と、太陽くらい、というので大きな違いが出てくる。はたして、比喩は必要なのだろうか。多くの人は必要ないと思うだろう。しかし、比喩は会話には必要不可欠だと思う。
その理由の一つ目は、比喩を使うと印象的にわかりやすく表現できることである。私のバイオリンの先生は、いつも曲ごとの雰囲気を比喩で表わせる。ビブラートを教えてくれたときは、今でも覚えている。
「自分に手を振っているような感じで、はい、バイバーイ。」
後、小刻みに弓を震って音を出すときは、先生が
「手首の力を抜いて。卵を溶くような感じ。」
と教えてくれた。とても分かりやすくて、覚えやすい説明だった。
その理由の二つ目は、比喩を使わないと話の内容の説明をするのに時間がかかってしまうことである。さっき言った先生の説明はとても短く、分かりやすかった。しかし、それを比喩なしで説明してください、と言われたら、もうどうしようもない。とてつもなく難しくなってしまう。
確かに正確な表現で確実に物事を伝えることも大切である。緊急時に比喩を使い、真実が変わってしまうこともある。しかし、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように、これからもたくさんの比喩を使い、生き生きした会話を作るのもいいのではないだろうか
講評 kamo
テーマにピッタリのいい題材がたくさんの楽しい作文でした。しっかり清書としてPCから送ってくれたね。
6月もがんばりました。
7月からもまたどんどん進めていきましょう!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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