低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日4215 今日537 合計60312
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   色々な言語   野球小僧

島国言語の特色のひとつは、相手に対する思いやりが行き届いていることである。ヨーロッパの言語では、われとなんじ、自と他の対立関係において言語活動が考えられるが、島国言語の日本語ではそういう対立関係はあまり発達しない。ヨーロッパの言語や文法の考えになれた人たちから見ると、いかにも不明瞭である。もう少しはっきりさせたほうがいいのではないか。島国のもう一つの特質は、話の通じが大変良いということである。
僕は島国言語は相手に対する思いやりが前提となっていて、短い言葉でも通じ合える良さがあると思う。僕らの友達との間での会話のときもよく省略した短い言葉で話すことがある。そういう時日本人は長い言葉を略すことが得意だと思う。今何げなく使っているパソコン、これはパーソナルコンピューターの略。8語も省略している。そしてコンビニ、これはコンビニエンスストアの略だ。以前テレビの番組で、外国人がこの様な略語を聞いて一番理解できにくい言葉はパソコンだと伝えていたが、意外だと思った。また、お互いに知っていることを一から説明する様な話し方をされるとウンザリしてしまう。僕も日本人だから島国言語派なのかもしれない。
しかし、正しい意思疎通をするためには大陸言語の方が適している。島国言語ばかりに頼るのもよくない。誤解を招くこともあるのではないか、「シーデー」と略して言った意味が音楽の「コンパクトディスク」と理解されても、本当は銀行の自動支払機「キャッシュディスペンサー」ということもあるかも知れない。国際社会において島国言語を使うと上手く意思疎通ができないこともありそうだ。
確かに島国言語にも大陸言語にもそれぞれ良さがある。しかし、一番大切なことは、『トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。』という名言があるように、それぞれの言語の特徴に合った使い方をすることである。

   講評   kiri


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)