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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   比喩の心得   ハオハオ

 この詩のいのちは、すばらしい「比喩」にあると言えるだろう。「月とスッポン」ということわざがある。非常に遠い物を結びつけて、長くわたしたちの印象に残ることになったと思う。また、フォークボールを投げるという肉体的な技術は、その動きをやってみせることが最上の、それ以外にない教え方だと思っていたが、比喩も大きな働きをする。
 一つ目の理由は、イメージしやすく、わかりやすいからだ。例えば、ここにカメがいるとする。これを、
「緑色のスッポンみたいな生き物」
というのと、
「緑色で首が短くて、こうらがあって・・・」
と説明するのでは、どちらがわかりやすいか。大体の人が最初の説明を選ぶだろう。だから比喩は使うべきだと思う。
 二つ目の理由は、相手にすばやく考えていることを伝えられるからだ。例えば、短編小説。重松清の書く短編小説に、比喩表現が多いのは、限られた文字数の中で的確に、わかりやすく伝えるためだと言う。特に、相手に自分の思いを伝える会話の中では重要だと思う。
 確かに、比喩は必要ないと思うこともあるだろう。むしろ、まわりくどくて、かえってわかりにくいときもある。比喩表現を使ってわかりやすいと、わかりにくいは、紙一重だ。しかし、「何事もしない者だけが失敗もしない」という名言もあるように、人に伝わりにくいのを恐れて何事も率直に言うわけにはいかないだろう。
だから、私は日常に、比喩を使うべきだと思う。

   講評   kaki



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