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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストとは   ゆうたん

 私の学校では、つい最近期末テストがあった。テスト勉強は大変だったが、中間テストであまり良くなかったから、今回は順位や点数を上げようがんばれた。私は、テストは良いものだと思う。
 そう思う第一の理由は、テストがあると自分の実力がよく分かるからだ。私は今回の期末テストで、自分がどの教科ができてどの教科ができないのか、がよく分かった。私は、国語は得意だが数学が苦手だ。それは、テストでハッキリと分かったことだ。国語も数学もどの教科も、授業の内容はよく分かるしプリントやワークも自分の力で解くことができる。しかし、テストには発展の問題やひっかけ問題もたくさん出てくる。特に数学は、計算の仕方や決まりはプリントやワークでたくさん出てよく分かるが、文章問題はあまりやらないから、テストがなくては出来るのか出来ないのか、よく分からない。そこで、今回のテストで自分の実力がよく分かった。私は5教科の中でも1番悪かったのは数学で、数学の中でも文章問題が出来なかった。でも、計算は出来ていてあまりミスはなかったから、基礎は出来ているのかな、と思った。自分の実力を知ると、次に自分はどんな勉強をしたら良いのかが分かっていいと思う。
 第二の理由は、テストがないと集中して勉強ができないからだ。私は、何か目標があるとがんばれるタイプだ。中にはそうでない人もいると思うが、大体の人は目標があるとそれにむかってがんばれると思う。その目標がテストなのだ。テストで前回より10点アップさせる!順位を5つ上げる!私の場合は30番以内に入ることで、それに向かってテストの1週間前から勉強を始めた。学校で配られたワーク・プリント、通信教育のふろくのテスト対策問題集、教科書・ノートで勉強をした。普段は、通信教育のテキストで授業の予習と学校の宿題を1時間程度するだけだが、テスト前になると毎日2時間以上は勉強した。テスト3日前で部活もなしになると4時間勉強した日もあった。疲れたな、と思うときもあるが、テストの日をイメージするとやる気が出てきて休憩なしでも1時間はやることが出来た。そしてテストの点数も順位もアップして、目標の30番以内にもはいることができた。
 確かに、テストのためだけに勉強するというのはいいこととは言えないし、テストの結果がすべてではない。しかし、「なまけ者であることを批判するよりも、人間とはもともとそうしたものだというところから出発するべきだ。」という名言があるように、人間はなまける動物であり、そこに目標ができるとできるようになる。だから私は、テストはいいものだと思う。

   講評   onopi

 身近な体験談を書いた後、テストは良いものだと思うと是非の主題をあげることができました。そう思う第一の理由はテストを通して自分の実力がわかるからというのですね。また自分の体験談を書くこともできました。テストというと点数や順位に目がいきがちですが、自分の弱点を知るという点で利用することもできます。前向きにとらえて有効活用するのがいいですね。またテストがないと集中して勉強できないからだと、もう一つの理由も書くことができました。目標があるのとないのとでは意欲の点でも違ってきますし、それに伴う結果も異なってきます。最後の段落は反対意見への理解を示すことができました。確かにテストを目標にすると、テストのため以外に勉強するのがおっくうになってきます。(笑)名言も納得のいくところでしょう。名言を引用して自分の考えをまとめることもできていました。
     


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