低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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日本人にとってお米とは エンペルト
こうしてケーキミックスは大ヒットした。アメリカ国内で売りつくすと、ヨーロッパやオーストラリアにも進出した。どこでも大当たりであった。そして、次の有望な市場として日本に目が向けられた。ところが、そのころの日本にはオーブンを持っている家庭がほとんどがなかった。そこで、電気釜で作れるように改良することがケーキミックスの技術的な課題となった。そして、立派な製品を作り上げた。ところがさっぱり売れなかった。調査したら、バニラやチョコレートに汚染されてしまうからだ。こうしてケーキミックスは、きっぱり日本市場から引き上げていった。(要約)
僕は修学旅行でProvence(プロバンス)に行った。そして朝昼夜、毎日洋食続きであった。まるで、ヨーロッパ人になったみたいであった。僕は、ご飯を食べたい食べたいと心の中で思っていた。しかも、料理はかなりまずかった。そして、最終日ようやくスイスに戻った。家に帰って和食を食べたらほっぺたが落ちそうになるほどおいしかった。特にご飯が一番うまかった。こんなことは初めてであった。だが、次の日はこんなことは感じなかった。(体験実例)
スイスのシャーペンはすぐ芯が折れたり、すぐ壊れたりすることがある。なので、日本でシャーペンを頼んでいる。日本のシャーペンは芯は折れにくく、壊れたりせず、フルだけで芯が出たりするシャーペンなどかなり便利だ。だが、スイスのシャーペンはかなり違う。スイスのはフルだけで芯が出たりするシャーペンなどがなく、かなりボロイ感じだ。(笑)
僕は日本人にとってお米とは特別な食べ物だとわかった。ことわざで言うと「三つ子の魂百まで」だ。
講評 ogi
<第一段落> 要約はもう少し短いともっといいですね。電話指導でおはなししたように、全部の段落が同じくらいの長さになるようにがんばってみましょう。
<第二段落> ずっと洋食が続くとお米が食べたくなりますね。お米を食べないと、なんだか身体がおかしくなってしまいそうな気分になります。日本人はお米を食べずには生きていけないのかもしれません。洋食続きでとてもつらかったことが、「特にご飯が一番うまかった。こんなことは初めてであった。」という文章にじょうずに表れています。
<第三段落> 食べ物だけでなく、文房具も日本のものの方がずっといいですね。他にも、パソコンやゲームなど、日本のものでなくてはダメというものはけっこうあります。先生は、日本のウォシュレット付きのトイレと日本のお風呂(バスタブ)が、今一番欲しいものです(笑)
<第四段落> なぜお米は特別な食べ物だと思ったのでしょう? その理由を書くといいですね。ことわざは、”「○○」ということわざのように、日本人は文化を大切にするのだと思った。”というような書き方をしてみましょう。
【表記】
*シャーペン →シャープペン(またはシャープペンシル)
*なので、日本で →だから、日本で (「なので」は文章の初めには使わないのが普通です)
*フルだけで →振るだけで(ふるだけで)
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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