創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
文化 いまの
一般的に言ってある言語がそれまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語によるいろいろな変化の起こることが知られている。多くの日本人にとって、欧米の文化や風俗習慣は、依然として自分たちの生き方の目標や憧れの対象であるようだ。このように日本人の言語生活を、言語干渉という新しい観点から見直してみると、そこは十九世紀後半から二十世紀前半にかけて、強大な西欧文明の圧倒的な影響をうけた新生日本が、文化と言語の両面で翻弄され苦闘した姿がはっきりと浮かんでくる。<要約>私は新しい物を取り入れるときに、自分なりに取り入れやすいように工夫をすることは良いと思う。
その理由は第一に、自分にとって取り入れやすいように工夫をすることで、自分も作業効率も向上するからだ。例えば、英語の単語を覚えるとき、まるで機械のように、ただ何回も書いているだけでは全く覚えられない。だから、言いながら、書いて五感のうちの目と、耳と、口を使えば、より覚えやすくなる。このように、工夫しない勉強には向上がないと私は思っている。
第二の理由としては、新しい物をそのまま受け入れたら、そのものらしさがなくなってしまうからだ。例えば、せっかく日本の料理があるのに、欧米や西洋の文化がいいからと言って、イタリアやフランス料理ばかり食べていると、せっかくの日本料理の良さがなくなってしまう。日本料理は、油が少なく健康的だ。だから、両方の文化を取り入れて、卯上手く調整することは大切だと思う。でも、私はフランス料理もイタリア料理も日本料理も中華料理も全部ごちゃ混ぜでも、全くかまわず全部食べると思う。(笑)
確かに新しい物をこのまま受け入れたほうが、純粋な状態で覚えやすいので良いという意見もある。しかし、「自分の心の内に持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という名言があるように、自分が本当に良いと思うものを、じぶんの財産にしていくことが大切だと分かった。だから私は、新しい物を取り入れるときに、自分なりに取り入れやすいように工夫をすることは良いと思う。これから私は、本当に自分が良いと思うことだけを自分の財産にしていこうと思う。
講評 komiko
いまのちゃん、こんにちは! 自分の暗記に対する「体験実例」をしっかりと引き出せた意見文が書けましたね。
「要約」は、バランスよくまとまっていますよ。「是非の主題」では「私は新しい物を取り入れるときに、自分なりに取り入れやすいように工夫をすることは良いと思う。」と挙げて、「理由一」として「自分にとって取り入れやすいように工夫をすることで、自分も作業効率も向上するからだ。」として体験実例では単語の覚え方で工夫をできたことを挙げられました。「言いながら、書いて五感のうちの目と、耳と、口を使えば、より覚えやすくなる。」と書いてくれたところは少し言葉を加えて「私は、言いながら書いて、五感のうちの目と、耳と、口を使えばより覚えやすくなる、と工夫して暗記していった。」のように書けるともっとよくなりますよ。「理由二」では、「新しい物をそのまま受け入れたら、そのものらしさがなくなってしまうからだ。」と挙げられました。ここでは「社会実例」として日本料理の良さを外国の料理が打ち消してしまうのでは、という思いと「ユーモア表現」を明るく書けましたね。第四段落では「反対意見への理解」「名言の引用」「是非の主題」「これからの結び」と四つのステップもしっかりと展開できました。安心して読むことができる意見文です!
次は、七月十六日(木)に電話をします。「人間は他の人間と(感)」を読んでの意見文です。 しっかりと冒頭三百字の暗しょうにチャレンジしてください。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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