国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自国の文化の中に   こゆき

 一般的に言ってある言語が、それまで接触のなかった別の言語と接触するようになると、そこに相互の交流が生じ、双方の言語の中に相手の言語によるいろいろな変化の起こることが知られている。このような言語変化を、言語学では言語干渉と呼んでいる。いま、日本語は、日本に国際化という大変動の中で、外国語、特に英語という強大な言語からの広汎で、しかもほとんど一方的な干渉にさらされている。日本があらゆる点で西洋の文化文明にもかかわらず、日本は結局雑種文化の国になることなく、世界に類例の少ない併存文化の国になったのである。それを可能にした要因の一つは、日本に漢字という便利な言語手段がすでにあったことなのである。<要約>
 日本のように、他の文化もとりいれて、自分なりにアレンジするべきだと思う。その第一の理由は、なぜなら、そのほうがよい方に発展するからだ。たとえば、「カレーうどん」などだ。インドから伝わってきたカレーは、日本人の好みの味ではなかった。そのカレーを、味、辛さなどを日本流にアレンジして、うどんにいれる、ということで、外国の文化と同時に日本の伝統的な文化も、ひとつの料理にまとめることができたのだ。そのうどんは今、カップうどん、給食、レストランなどで人気の食品だ。ほかにも、私の好きな食べ物、「和風ハンバーグ」なんかもそうだ。日本と外国の文化の絶妙なバランスのうえでなりたつ、まるで玉乗りをするピエロのようだ<例え>。<第一の理由>
 第二の理由は、そのように発展したほうが、人々の暮らしも豊かになるからだ。新幹線、車、ベビーカー、・・・。外国の文化によって生まれたものは、数えきれないほどある。ちらっと地球温暖化の話も聞くが、きっと未来の人間の発展した技術では、解決方法があるはずだ。・・・そう思えるほどまで発展しているのだ。<第二の理由>
 確かに、アレンジされる方は嫌、と思うかもしれない。でも、手本にされている、と言われたら、誰も悪い気はしないだろう。「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない。」という名言があるように、自国の文化のなかで、他国の文化を吸収することがたいせつである。<是非の主題>

   講評   koni


【複数の理由】 よくできています。

【体験実例】「カレーうどん」という具体例を挙げてわかりやすく説明できています。結論の文を書いたところもいいね。日本は、外国のものを取り入れて、うまく消化していったから、急速に発展していったんだね。西洋のものをただ受け入れるだけでなく、自国のものと融合させることで日本人好みのヒット商品を生んできた。それが今では、外国でも受け入れられているものね。恐るべし! 日本人! 私たちの誇れる文化だね。

【ユーモア表現・名言の引用】 ばっちり。

【是非の主題・反対意見の理解】 「日本のように、他の文化も〜 →「私たちは、日本のように、他の文化も〜」とするといいかな。これが1番大事な文(意見)になるので、主語を入れておこう。
まとめは、これで言うことなし。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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