国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ぼくが大好きな野球   ダイヤモンド

(題名の工夫)
 「へい、パス!」(書き出しの工夫)
ぼくが一番好きな遊びは学校の友達と野球をすることです。(中心を決める)赤帽をひもで手にまきつけて、ぼくが学校へ持っていったゴムボールを打つのです。どうして野球が好きかというと、いつも仲間と仲良くできる遊びだからです。ぼくにはキャッチボール仲間が二人います。その友達はぼくの投げたボールが取れなくても、泣きません。でも、うそ泣きみたいな顔をして、「うん!」とふんばるような声を出して投げ返してきます。ぼくはストレートが得意。
「行くよ!」
とさけんで、思いっきり投げます。(自分だけがしたこと)すると、友達は
「うおーー!」
とうなりながら、ボールを受け止めます。(その人らしい会話、いろいろな言った)
こうして、とても楽しい雰囲気にしてくれるのです。ぼくは、それがうれしくてやめられません。こんなに楽しい毎日のキャッチボールのおかげで、ぼくのうでの筋肉はでかくなって、まるでステーキみたいになりそうです。(たとえ)
もしぼくがゴムボールを学校へ持っていっていなかったら、この二人のお友達と仲良くなれなかったかもしれません。とても大切なゴムボールです。(もし・・・だったら)
 今、ぼくはベーブルースの伝記を読んでいます。ベーブルースは小さい時に他の子供たちが野球をしているのを見て、やり始めました。しかも、たくさん練習したからたったの七歳半でホームランを打ったので、すごいと思います。(聞いた話)
 ぼくもベーブルースみたいに打てるようになりたいから、キャッチボール仲間といっぱい練習をしたいです。そうしてきっと学年一のキャッチボールチームにします。(自分だけが思ったこと)
 がんばっていくぞ、オー!

   講評   hamura

 じょうずな書き出しのくふうですね。会話ではじまると、読む人はすぐに、ダイヤモンドくんの作文の世界に入っていくことができます。そしてこの会話でなにをしているのかも、わかってきます。そのあと「一番」をつかって、好きな遊びの話をたくさん書けました。そのあと続いて、なぜ好きなのか、という理由も入りました。ここまで、一気に文がつながっていて、読む人はすっかり、ダイヤモンドくんの気持ちといっしょになっています。
 「うそ泣きみたいな顔をして」というところが、じょうずです。おもしろがってふざけたり、わらったりしながら、ほんとうに楽しそうに遊んでいるようすが、わかります。
これは、会話でも表されていますし、会話を受ける「うなる、さけぶ」という言葉からもわかります。「楽しい」を表すために、とてもたくさんの書き方ができています。すばらしいですね。
 さいごに、今読んでいる、ベーブルースの話を入れたのもよかったです。最後の一文も元気いっぱいでよいです。よくできました。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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