国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本人と外国人は言いかたがちがう   さきぽん

日本人と外国人は言いかたがちがう


 私は外国人と話すのは、たぶんないのだろう。
 日本人は、「そこをなんとか」という言い方はきわめてあいまいである。
 日本人は自分の心の中でなかなかはっきりと言えない。でも外国人はちがう。外国人の場合は、何でもはっきりと言う。
 たとえ私が外国人でも、はっきりと言えないと思った。
 日本人がはっきりと言わないのは、日本は細長い島国で、そのまわりは海に囲まれているようで、海の外の人との交流がない。同じような考えの人が集まっているからだ。他の国の人はあまりいないのはだいたい分かっているので、はっきりと言わない。
 ぎゃくに外国人は、はっきりしているけれど日本人はあいまいだ。
 例えばお母さんのためにプレゼントを作っているとき、お母さんから
「何をやっているの?」
と聞かれたとき
「ちょっとね。」
と必ず言ってしまう。
 まるで、お母さんには秘密にして悪い事をしているようだ。
 お母さんのためにはっきりと言わないのは楽しみなことが待ち構えているときだ。
「あいまい」な言葉の中に他にもいろいろな言い方がある。「べつに」「まあまあ」「ちょっと」という言い方がある。ほとんど大人がつかう言葉だけれど、他にも「どうも」という言葉がある。
 日本人の言い方と外国人の言い方もどちらとも正しくも悪くもないけれど、その国によって言い方がちがうということが分かった。

   講評   nara

 今月の清書と6月3週目の作文とを読みあわせると、共通点が見つかると思うよ。私たちは、自分とちがう感じ方の人、ちがう行動をする人と、どのようにつきあっていかなくてはならないのか。この問題には、いつも直面(ちょくめん)しているね。それと同時に、「ちがうところもあるけれど、同じところもある」ということにも、気付かされることがある。人がなかよくするというのは、同じところちがうところをよく考えることが大切なのだね。

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