国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストは良いか   文鳥

この前、塾で一ヶ月に一回やる形式のテストがあった。そのテストは、塾内順位(といっても私が行っている塾は中1が3人しかいないが)や全国順位が出るというものであった。
 私はテストを行うのは良い事だと思う。
 なぜなら、全国順位などのような順位がでるようなテストならば自分の実力が分かり、また、「何点以上取る」という目標ではなく、「何位以内に入る」という目標を立てることが出来るからだ。順位というものは受ける人それぞれの努力によって変わるものだ。故に極端な話、今までビリだった人がトップになる事もあるし、その逆も有りうる。「何点以上とる」という目標と比べ、結果が出るまでは自分が何位だと決定する事は出来ないし分からない。しかし、そのスリルもテストの楽しみなのではないのだろうか。
 この前の宿内テストの時、絶対あいつだけには負けたくないという友人が私にはいた。私はテストの前にそいつに宣戦布告した。
「君だけには死んでも負けないからな。」
すると、友人は不敵に笑って言った。
「フッ。君が俺に勝つ事は出来ない。」
「うるさぁい、黙れぇ!!団体行動を乱すなぁ!!」
「・・・・?まあ、せいぜい頑張れ。」
「・・・(怒)」
とまあ、こんなことがあったわけだが、(そして私と友人の戦いは私の勝利に終わった。)テストがあると、このように他のライバルと切磋琢磨することで実力を伸ばす事も出来る。
 第二の理由としては、テストをすることによって自分の弱点が分かるからだ。本当はテストの前に弱点を見つけて潰すのが良いのだが、弱点なんてそう簡単に見つかりっこない。テストをやり、同じような形式の問題を何問も間違えている。この場所が弱点である。
 私の友人はテストでなぜか同じような場所ばかり間違えていてなかなか良い点が取れずに悩んでいた。しかし、その場所が弱点だと分かった時に、かなり点数が良くなったのである。『災い転じて福となす』だ。
 確かに、テストの点や順位が悪いとやる気をなくすからと一年のうちは順位を公表しない学校もある。現に私の学校がそうだ。しかし、順位が悪いからこそ次のテストへ向けて頑張れるし、良い人も追いつかれないように頑張る。私はやはりテストは大切だと思う。

   講評   sango

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