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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   社会の変化   たけたけ

 人間は、他の人間と自由に交わる事が出来、交わる相手を自由に選ぶ事が出来る。そのような人間関係の中でたった一つの例外が、『家族』だ。親子関係だけは、他の人間関係とは違って自分で自由に選ぶ事が出来ない。現代、親子と言う人間関係が「問題」化してきた。社会が変化する中で親と子の経験が全く異質化してしまった。社会が進歩し変化する限り、親子の間には、大きな落差がつくられていき、一種の緊張関係が生まれていくのだ。私達は、社会の変化を受け入れ、新しい親子関係をつくっていくべきだ。
 まず第一の理由は、適応力がないと、新しい時代についていけないからだ。例えば、今流行りのメールやゲームやコンピューターなど、新しいものにどんどん変わっていく世の中で、いつか、『時代遅れ』と言う言葉を耳にしたことがあると思う。携帯電話が普及している子の社会の中で、黒電話を使っている人というのは少数になってきている。このような、流行する早さに追いつけていない人がいわゆる『時代遅れ』と呼ばれる人たちである。そして、そう呼ばれる人たちは、大人である事が多い。新しいものへ新しいものへと社会が変化している中で、それに応じて適応する力がないと、社会が進歩する事が出来ない。まあ、子供の僕でも子の社会の変化についていけない事がしばしばあるのだが(笑)。
 第二の理由は、社会がいくら変化したとしても、良いものは、自然と残っていくからだ。例えば、昔の人が考え出した技術、知恵は今でも残っているものが多い。風呂敷や腹巻も、昔から使われている。今では、その便利さに、かつオシャレや実用的要素を取り入れて使われている。このように、昔のものの中で良いものを残し、それに良いものを加えていくというのが、今の社会の進歩の仕方なのである。
 確かに、昔のように親子が同じことを伝えていく方が安定はある。しかし、『脱皮出来ない蛇は滅びる』という名言もあるように、私達は、変化し続ける世の中の中で、新しい親子の関係と言うものを見つけていくべきなのだ。

   講評   kira

 たけたけくん、こんにちは。8月もがんばろうね。


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