低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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テディ たまご
ぼくは学校が休みになるとおじいちゃんの家に泊まりに行く。家に入ると必ず犬がほえる。犬種はミニチュアダックスフントで名前はテディ。
名前の由来は、ぬいぐるみのテディベアに毛並みがよく似ているから。
テディは人間で言うと七十才くらいの高齢犬だが走ったりジャンプしたりするほど元気な犬だ。
ぼくが、ボールを投げて遊んであげている時、よだれがたっぷり付いたボールをさわるのがいやだった。それでもつきあってあげる理由はテディがしつこくほえてボールを何度も持ってくるからだ。
テディが苦手なのは、四才になるぼくのいとこにだっこされる事だ。いとこがテディをだきかかえようとすると一目散ににげる。それをいとこが追いかけて、まるで鬼ごっこのようだ。それとテディが苦手なのは、お留守番だ。一人になるのがさびしいのだろう。おじいちゃんがテディをしかる時はいつも
「留守番させるぞ。」
と言いテディは悲しそうな目になる。ぼくはきっと反省しているのだろうと思う。
テディの好きな事は食べる事と車に乗る事である。テディの食べている様子を見てぼくは、なぜこんなに食べるのが速いのだろうと毎回感心する。車に乗っている時は車のまどから一生懸命、外を見ているので楽しそうだなぁと思うのだ。
ぼくは今もテディが苦手だ。
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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