国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ドラえもんとのび太では エルグランド
この外国人と日本人に似ているのがドラえもんとのび太だ。いつもは、ドラえもんが日本人で、のび太が外国人タイプということになる。だからダメロボットのドラえもんは、のび太が泣いて帰ってくるとついつい、
「しょうがないなあ。」
と言って道具を出す。
うまいことやっていけるなあ、とそう思っていた。ではタイプはちがうのに、なぜこううまくやっていけるんだろう、と思って、タイプを反対にした話をマンガを使って調べると、「あやとり世界」が出てきた。この話では、ドラえもんが外国人に、のび太が日本人になっている。ところがこの話を知らない人がこの話を読んだりみたりすると、予想もつかないことがおこってしまうのである。ドラえもんから見ると良いことはおこっていない。のび太が良いことがおこりすぎたのだ。ドラえもんは、手がゴムまりだから、あやとりができない。のび太が空き地であやとりをやっている。みんなできるのに、ドラえもんだけできない。ドラえもんはすっかりくやしくなって、もしもボックスでもとの世界にもどしてしまった。つまり、ドラえもんが良くなくて、のび太はいい気分という、このちがいが大きすぎて、ドラえもんが引き受けたたのみごとをもう一度ことわってしまったのだ。
二人で力を合わせて行動するときもあるが、その一方で大事なときになぜかケンカするときがある。ケンカするほど仲が良いとは、こういうのをいうのだろう。のび太とドラえもんは、まるで外国人と日本人だ。タイプは全く反対である。
このように、外国人と日本人は全く別の性格と考え方を持つ友達ということが分かった。
講評 itoyu
ていねいな説明のおかげで、ドラえもんとのび太の性格がよくわかるようになりました。最後のまとめ方も、とても上手です。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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