低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日4215 今日2324 合計62099
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   あいまいな言葉   ムイミー

「そこをなんとか」と 言い方は、きわめてあいまいである。「そこ」とは何をさすのか。「なんとか」とはどういうことなのか。日本人は、義理と人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心にたのまれたら、それをむげに断るのは、何かきがひけるように思ってしまう。日本の画家の特質に「余白」の美というのがある。「余白」の美とは、「甘え」の美、ともいえるわけで、作者は残りの空間を相手にゆだね、鑑賞者は、そこを勝手に想像することで作品を完成させるのだ。
私は、あいまいな言葉を使ったことがある。友達のかなっちに、
「一緒に帰ろう。」
と言われた時のことだ。えっええー。今日は、はるっちと一緒に帰る約束をしてしまったのに。かなっちが、
 「お願いー。」
と一生懸命、お願いしてくるので、つい、
 「じゃあ一緒に行くか。」
と言ってしまいました。私も、りっぱな日本人ってことか(笑)。
 特に、私は、こんなあいまい言葉を使うことがある。友達のみずっちが、メロンパンと、チョコパンを出して、
 「どっちのパンがいい。」
と聞いてきた。私は、チョコパンの方がすきだが、みずっちも、チョコパンが好きそうだったので、
 「どっちでもいいよ。」
と言った。みずっちも同じ意見なので、ジャンケンで決めた。
 私は、あいまいな言葉には、ちょっとした思いやりがある時もあることが分かった。

   講評   mae

 いい清書が書けましたね☆

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)