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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   我が家のお笑い芸人   はるりん

「うわぁ、ほんとうに座って食べてるよ〜。」
ゲージの前でわたしはおどろいた。
 わたしの家には「マロン」というメス犬がいる。保健所で保護されているのを、ある団体がもらい、その団体からもらった。つまり、「里親」だ。マロンは、耳が茶色で他は名前の通りクリーム色。マロンの耳は、一ヶ月半くらい前にもらった時から比べるとずい分立っている。そんなマロンには、とても面白いところがある。それは、ネコのような仕草をすること。ごはんをあげると、最初は立って食べているのに、だんだん座ってしまう。保護していた人は、
「はじめてドッグフードをあげたら、他の兄弟は立っているのに、この子だけ座って食べるんですよ。」
と、笑っていた。あとは、うちわでパタパタあおいであげると、前足で顔をふく。まるでネコが顔をあらう、だ。
 「雨、ふるのかな〜。」
 と、思ったけれど雨は降らない。他にもある。仕草ではないが、にぼしとかつおぶしがとても好き。ただのごはんだと、
「フン。」
と、かおをそむけるのににぼしかかつおぶしを入れるとすぐさまとびつく。お母さんは、
「ぜいたくな犬だね。」
と、言っている。
 マロンは、ベッドあらしが大好き。マロンのベッドは水玉模様のフワフワのカゴに、水玉のクッションとピンクのタオルがしかれているもの。まるで、ハンバーガーのようなベッドだが、マロンはそれをパンから順に食べていく。
「カサカサ。」
と、タオルをほっぽって、クッションもよそへやる。最後にカゴをやるのだが、それが面白い。上手にできなくて、最終的にはかぶってしまう。みんなは、
「へんなの〜。」
と、大笑い。マロン一匹だけ、もがいている。そんなことをやっていたから、ベッドのそこには大きい穴。不幸なことに、マロンの頭くらいの大きさ。マロンはこの前、その穴に首をつっこんで取れなくなっていた。少し、かわいそうだった。
 マロンは、変なことばっかりするので家にも笑いがふえた。犬は、みんなの笑いを取るお笑い芸人のようなものなんだ、ということがわかった。そして、マロンがいるおかげで、家ではテレビよりもっと面白いお笑い番組が見られる。

   講評   onopi

 最後の段落の内容を少し変更したようです。ひねりが効いておもしろいですね。
     

            

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