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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   最近、料理を趣味とする人が   まじめさん

 最近、料理を趣味とする人が増えたが、初心者とプロとで一つ大きく違っていることがある。初心者の場合は本や自分のレパートリーの中から、まず自分の作りたいものを決め、必要な材料を買いにゆく。材料の中で一つでも手に入らないものがあれば、どこまでも探しにゆく。これに対してプロの料理人は、まず市場をのぞきにゆくという。僕は、周りにあるいろんな物を使って、どんどんと新しい物を作っていくように生き方をしたい。
 周りにある物で新しい物を作って生きたい方法として第一に周りにある物を無駄なく新しい考えを出すことだ。例えば料理。料理というのはもちろん食材がなければ料理は作れない。もし、晩御飯がカレーだったとする。カレーは普通ニンジンやジャガイモ・牛肉・玉ねぎなどが入っている。そして、カレーを作ろうと思って冷蔵庫の中を開けてみた。そしたら、ニンジンやジャガイモなどはあるが、牛肉が無かった。だから、わざわざ牛肉を買いに行くためにスーパーに行った。もちろんスーパーに行くと牛肉は置いてある。牛肉をカレーの中に入れようと思うには牛肉を買わなければならない。買うということは、お金が必要になる。でもそこまでして、カレーの中に牛肉を入れなければならないのかとか別に牛肉が無ければ別の料理でも良いのでは無いかと思う。冷蔵庫の中に他の食材があって、それが食べれるのであるならその食材を使ってご飯にしてみても良いと思う。だから、料理をする時に作る物を決めてから食材を買いに行くのではなく、冷蔵庫を見てその残っている物で一品でも作れそうな食べ物があれば、うまく工夫して使ってみるのも良いのではないかと思う。
 周りにある物で新しい物を作って生きたい方法として第二に使った後でまだ使える部分があるなら、物の再利用をしていくことだ。例えば、コピー機に使うインクやよく使うペンなどのインク。こういうのは、使っていくうちにどんどんと減っていく。最終的に全部使ってその後が問題である。例えば、コピー機に使うインクは使ってないのにもかかわらず少しずつ減ってくるのもある。インクはもちろん使いきると役目がない。だから、ゴミに捨てるはずだ。しかし、コピー機なぢのインクの容器は電気屋に行くと専用の容器BOXがある。その中には使い切ったインク容器を入れるカートリッジというBOXなのだ。そこに入れるとインク容器が再利用される仕組みになっている。なので、インクの容器がなくなったと言ってゴミへ捨てるのではなく、近くの電気屋などに行ってカートリッジBOXの中の入れる方が地球のためにいいことだと思う。インクは別にまるごとまた新しいのを買わなくても、使い切った容器の中に書いてあるインク番号[補充器]のと同じのを買うと自分ですることができ、まるごと買うよりも安いと思うのでそういうのも良いと思った。こういうのもどんどんとリサイクルしたら良いと思う。
 確かに、周りにある物でうまく使うと思うとそれなりの時間などがかかる。しかし、僕は周りにある物で新しい物を使ってできるだけ無駄のないような新しい物を作って生きたい。

   講評   utiwa

 こんにちは、まじめちゃん。夏休みも残り少なくなってきました。
元気にしていますか。身の周りにあるものを使ってうまくやりくりをして、新しいものを作る生き方をしたいということですね。要約は、「作者が一番言いたいこと」を必ず入れなければいけません。この長文の場合は、一番最後に結論がきています。つまり、「今日、人類が直面している危機を乗り越え、新しい文明への道を拓くためには、技術からではなく資源からの発想に切り換え得るかどうかが鍵となることであろう。」の部分です。その後に、「リサイクル、再利用」などの身近な例を挙げると、筋の通った作文になります。 「生きたい方法」という言葉はないので、「こうやって生きたい。そのためには、○○という方法がある」と続けます。
カレーの牛肉の例は大変わかりやすくてよいと思います。2つめの例は「再利用」ということですね。インクのカートリッジをリサイクルしていけばよいと書けました。環境問題が深刻になった今、和服のリサイクル、生ゴミを肥料にかえる、エコバッグなど身近な例はいくつもありますね。ほかにどんな例があるのか、作文が終わったあとも自分の問題として常にアンテナをはっておいてください。




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