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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分の意志を貫いて   ピプリー

わたし主題 要約 体験実例 たとえだじゃれ表現 わかったこと 常体で書く 題材 書き出しの工夫 構成。

秋の都大会では決勝まで進み、延長戦でも決着がつかなかったので、結局優勝に甘んじだ。冬に例年にない走り込みをして、今年こそは優勝を、と団結を強めていた。しかし、宗介は生来の体の硬さはサッカープレイヤーとして一人前になれないことが分かっていた。「退部します。お世話になりました。」宗介は自分の生き方を自分の意志で決めた。しかし、時代は彼の予想しなかった方向に広がってしまった。夏休みの前日になって三年生のレギュラーは吉川だけになってしまった。宗助は大きな深呼吸とともに校庭を振り返らずに校門をでた。私は、自分の考えを貫き通すのは大切だと思う。
 第一の理由は、自分の考えを貫き通すと、後で後悔せず、心がスッキリするからだ。私は食べ物によくこだわる。例えば、皆同じのなのに私だけ違うとき。そこで一緒にしてしまうと、何故か心が落ちつかない。でも、自分の頼みたかったものを食べると、とても美味しく感じるし、とても心が穏やかになる。他にも、部活を決めるとき。友達とはじめは相談して、バレーボール部に入る予定だった。部活に仲の良い友達がいると安心できる。でも、実は私はテニス部もやりたかった。将来のことを考えて、きっと好きな部活の方が何年間も続けられて、楽しいと思う。そう考えて、ソフトテニス部に入部した。こちらも、仲の良い友達がいて、やはり安心してしまった。でも、自分の好きな部活で、部活友達と楽しく運動できるのが嬉しくてたまらなかった。今、ソフトテニス部にはいってとても充実した時間が送れていると思う。これからも楽しく、部活も自分の意志をもって頑張って生きたい。
 また、第二の理由は、他人と合わせて、自分の考えを閉じ込めて置くと、自分らしさが無くなり、そのうち自分がなくなってしまうからだ。小学校だったころ、クラブがあり、私は陸上部に入りたかった。でも、仲の良い友達が、一緒にバドミントンクラブに入ろうと誘われ、断れなく、一緒に入ってしまった。私はバドミントンも好きだったが、やはり陸上クラブで楽しく外で走りたかった。いつも体育館の中で羽を見ている毎日・・・。とてもつまらなくなってしまった。(笑)でも、それを押し切って違うクラブになるのは遅かった。確かに友達は大切だ。でも、今回は、はじめから、「友達」より「自分」の信念を貫くことが大切だと分かった。
 確かに、友達と一緒に行動するのも大切だ。私も、友達と相談したりはしている。しかし、「自分が考える通りに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう。」という名言がある。このように、自分で考えて人生を歩み、一本のちゃんとした曲がりのない「道」をつくり上げていくことが良いと思う。だから、私は自分の考えを貫き通すのは大切だと思う。

   講評   yuta

◆要約しにくい文章を工夫してまとめられましたね。 是非の主題は『自分の考えを貫き通すのは大切だ』。
◆『第一の理由は、自分の考えを貫き通すと、後で後悔せず、心がスッキリするからだ』。中学の部活は、ピプリーさん自身の意思を通して良かった。中学校の三年間、打ち込むことができますね。
◆『また、第二の理由は、他人と合わせて、自分の考えを閉じ込めて置くと、自分らしさが無くなり、そのうち自分がなくなってしまうからだ』。自分の考えを閉じ込めて、失敗したことがあるのですね。実は私も、中学の部活は入りたい部ではありませんでした。友達から何度も説得されて、それならと入部届けを出したのです。ところがなんと、その友達の方が違う部に入ってしまいました。お母さんに反対されたそうです。自分の意思を通さなかったことを後悔した経験でした。
◆『確かに、友達と一緒に行動するのも大切だ。しかし「自分が考えるとおりに……」という名言がある』。自分で考えて歩んだ「道」をつくっていきたいですね。書き出しの意見に戻ってしめくくれました。
       

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