国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分でやってみないで決めつけている   さきぽん

 「ひゃーやっぱり、じごくのシャワーは冷たいね。」
といつも決めつけている。
 でも、腰洗いをした後にいつも入っているシャワーが冷たくなくてぬるいシャワーになっていた。
「なんだ。思い切って入ってみると冷たくなくてぬるいな。」
と心の中でそう思った。
 他にも、「ハリーポッター」の本は、細かい字がたくさんあって読みにくいと思っていても、読んでみると意外とおもしろいという事があった。
 まるで、辞書のように文字がたくさん書いてある本でもそうだ。
 何でも決めつけてしまうけれど、やってみると自分が思っている事とちがい、やってみないと分からないということが、分かった。

   講評   nara

 振替の先生と話して、きんちょうしなかったかな。休み宿題の課題もしっかり取り組めたね。今回の長文の大切なところは、どこだろう。長文を読むときに、大切だと思ったところに線を引いて、何度も出てくる言葉は丸で囲んでおこう。
【構成】感想文のときには、まず要約を書こう。今回の長文では、まず花の話があって、次に人間の話があるね。つまり、花や人間は具体例だということ。それらの話を大きくまとめて説明してあるところを探していくといいよ。
 → 花の色が一日にして変化するのだから、まして心を持っている人を見るとき、自分のわずかな秤で決めつけてしまうのなんて全く間違っていると思う。
ここはとても大切だね。「全く間違っている」というような強い表現で意見を述べているところもチェックしておくといいよ。
【題材】シャワーの話もほんの話も全てさきぽんちゃんの体験実例だから、内容としては◎。パソコンで入力するときには、チェックシールをはれないから、読み返してきちんと体験実例が入っていたら、(体験実例)と本文の後に入力しておいてね。
【表現】確かに、小学生低学年の子がハリーポッターシリーズを見たら、字が小さすぎて「辞書みたい・難しそう!」と思ってしまいそうだね。字の大きさとおもしろいかおもしろくないかは、あまり関係なさそうだ。
【主題】そう、決めつけずにやってみるということが大切だね。やってみておもしろくない・だめだったときには、そのときにどうすればいいか考えればいい。何もやらないのは、とびきりおもしろいかもしれないものを、見逃す・手放すことになる可能性がある、ということだ。何でも決めつけてしまっては損のもと、かな。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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