国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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講評 takeko
真の国際人とは、外国へ何度も行ったり、外国語が上手な人、ということでなくて、相手の文化をよく理解できる広くやわらかい心と頭、そして自分の文化を相手によく理解してもらうための勉強をしていること、という長文でした。
注意してほしいのは、「論理」ということばの使いかたです。
国語辞典で調べてみてください。「論理」というのは、「ものごとを考えていくためのすじみち」という意味ですが、使いかたは、次のようになります。
「論理ぐらいはしたことがある」→「論争ぐらいはしたことがある」(?)
「文化は違っているが、論理なるものはいっしょ」→「論理的に考えるという点では同じ」
「文化は違うが論理はいっしょ」→これは、文化が違う、ということは、考え方のもとも違ってくるということなので、必然的に国によって「論理」は実はちがってくるものなのです。だから、「論理的に考えるという点」とやはり書きかえなくてはなりません。
・・・というところで。
「要約」ここはいいですね。そのあとも、「だ、である」で統一できました!
「体験実例」ネパール人の人としたしくしている、ということで、ネパールの人がわざとヤギの人形を食べようとしていることが書けましたね。
そして、タイの先生にも習っているのですね!
私はタイに住んでいたのですが、タイの人と日本の人のちがいは、仏教が毎日の生活の中にあることが一番だと思いました。同じ点は、楽しいことが大好きだし、外国のものもいいものはすぐ受け入れるところです。
ネパールの人やタイの人と「文化がちがう」と書いているところは、たとえば、どんなちがうことを知ったのか、あいさつの方法や、おまつりなど、ぐたい的に思い出して書くともっとよくなります。
『タイの少女カティ』も読んでいるんですね!私の大すきなお話です。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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