創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自信を持つ事の大切さ   たけたけ

自分に自信を持ちすぎる人は、他人に快感を与えない。しかし、自分に自信をもたず、劣等感を抱いて卑下している人は、それに劣らず他人を不快にする。友達が出来ないからといって、最初から自分は人に好かれないと思い込むことは、ますます人を遠ざけることになってしまう。相手としゃべる時も、何かつまらないことを言って笑われはしまいか、軽蔑されはしまいかと心配するのは、相手が自分の言葉に耳を済ませているだろうと思っている一種の自惚れである。自分に劣等感ばかり抱いている人は踏みにじられる。他人から尊重されるには、まず、自分で自分を尊重することが第一である。自分は何を無償で人に与えることが出来るかを考えるとき、良き友達はおのずから作られるに違いない。自分に自信を持つことは大切だ。
 第一の理由に、臆病心や劣等感ばかり持っていると、成功しそうな事でも上手くいかなくなってしまう事があるからだ。僕は、テニス部で前衛をしているが前衛は相手後衛にプレッシャーを与えなければならないと本で読んだことがある。自信を持っている前衛とおどおどとしている前衛とではどちらが相手にプレッシャーを与える事ができるだろうか。ほとんどの人が前者だと答えるであろう。自分より実力が上まっている相手でも、気持ちで負けていては、勝つことなど出来ない。先日、テニスの大会があったが、強い学校は、気持ちも強く、弱い学校は、気持ちも弱く感じた。普段勝っている学校でも、相手の気持ちに押されて、負けてしまった場面があった。そのときの相手は、「ここ集中!!!!!」とか「ファースト集中!!!!!」と声も気持ちもこちら側よりも上まっていた。もちろん沢山練習をした事からくる自信も大切だが、自分を信じて向かっていく事で、より相手にプレッシャーを与える事ができると思う。
 また第二の理由としては、自信を持っていると、他人にも温かさを与えられるからだ。学校で、あることに自信を持っている人と持っていない人で、たとえば数学だったら、文字式のやり方に自信がある人が無い人に教えてあげることが出来る。この前、僕が体育祭の練習をしていて、バトンパスの仕方が不安だった時に、友達がわかりやすく教えてくれた。自分のいけないところや直すべきところ、加えるところをバトンパスに自信がある人に教えてもらえたら、こちらも嬉しく感じるし、その人についていきたい、というような気持ちも湧いてくる。自信から周囲への温かさも生まれ、また人の役に立てる事でますます前向きの気持ちになることができる。そのバトンパスが、自分よりも劣っている人に注意されたら、嬉しい気持ちよりも疑う気持ちの方が大きくなってしまうしそれを実行しようとも思えない。
 確かに、自信を持ちすぎることも良くない。他人の意見を聞かなくなってしまったり、傲慢になってしまう。僕達は、自分と真剣に向き合って、厳しく律しなければならない。しかし、「他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重できなければならない。」という名言があるように、僕たちは自分に自信を持って、良い人間関係を作っていくことが大切なのである。

   講評   kira

 たけたけくん、こんにちは。つぎは9月7日。進級テストを頑張ろう。


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