創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自然からの作品   いまの

 「ザワザワ・・・。」
木の揺れる音、自然の音がする。私は、自然から多くのことを学ぶことは良いと思う。
その理由は第一に、人工的に作ったものには自然の豊かな恵みは到底及ばないものがあるからだ。例えば、クモの糸や、カの針などの構造が今の、最先端医療に生かされている。人工的に作ったものには、限界があるが昆虫や動物など自然に近いものから学ぶことはたくさんある。私もこのことを知ったとき、はるか昔からいた昆虫などが現代のそれも最先端医療に生かされていると知ってとてもおどろいた。考えてみると、ほかにも蚕の繭からとった絹(シルク)は、人工的に作ったものよりとてもきれいだ。まだまだ、自然から生かせる物はたくさんあると思う。
 第二の理由としては、音楽や絵などを表現するときに自然を生かしている、自然をモチーフにしたものがよくあるからだ。よくあるということは、人工的な堅いコンクリートよりも、自然のふわふわの土のほうを人は好むのと同じように、自然のものが心が安定するし、リラックスするからだ。自然をそのまま表現した音楽をきいていると、私は、まるで森の中にいるような感覚がする。音楽はヴィヴァルディの『四季』などが好きだ。絵で言うと、ゴッホの絵が良い。どちらも自然をそのまま表した、力強く美しい感じがある。
 確かに、人間が人工的に作り上げる物は、技術が向上して良い物ができるかもしれない。しかし、「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない」という名言があるように、人工的な物でさらに向上を目指していくのも良いかもしれないが、ふと自然に目を向けてみると、人工的な物ではとうてい及ばないすばらしい発見があると私は思う。だから私は、美術部で絵を描くとき、技術の向上だけを視るのではなく、自然を視てありのままを描いていきたいと思う。

   講評   komiko

 いまのちゃん、こんにちは! 清書での「書き出しの工夫」の追加もいい表現が書けています。自分の思い描く自然をしっかりと表せましたね。

 第四段落の「反対意見への理解」「名言の引用」「是非の主題」「これからの結び」もしっかりと四つのステップがふめてきました。次の進級試験の意見文でもがんばってこの四つのステップをいれていきましょう。そうすると目標の字数に届きますよ。

 次は9/3(木)に進級試験の意見文について説明をします。課題は「私は二十年ほど前から(感)」です。「暗唱チェック」もしますので冒頭三百字の暗唱にもチャレンジしてくださいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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