国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自信を持てた自分   本因坊

 自分に自信を持つことは大切だ。この世の中には、大勢、臆病になっている人間がいる。こんな世の中でいいのか。もっと人々が安心して自信を持って生活できる環境を作れないのだろうか。臆病になる原因は、理由のない不安や恐怖が大半であろう。自意識過剰により、自分が他人を不快にさせていると思い込んでしまう。そして、一度臆病になると、なかなか元には戻れない。臆病は、病である。臆病になっている人は、「病人」である。早く医者に連れて行って治療をしなければならない。もしくは自分が自分で自身を回復するしかない。後者の方が、絶対にその人の勇気にはなる。臆病になってなんかよいことがあるか。絶対自信を持って臆病、恐怖は捨てたほうが良い。その理由は大きく分けて二つある。
 第一の理由は、自信を持つことで、自然に責任感も生まれるからだ。何か、小さな会社が大きな事業をする時、自信がない社長や社員ではその事業はまず成功しない。誰もが自信を持って責任感も持てば絶対に成功する。いや、成功しなくてもそこから何かが必ず得られるはずである。自信を持つことで、私も責任感を持てるようになった。私は、学校のキャンプのキャンプ委員長になった。阿弥陀くじでなったので、なんと、責任感というものを感じていなかった。しかし、段々自分が大変なことをしていると気付き、自信がなくなる。そんな時、友達が声をかけてきた。「お前やる気あんの?」やっと自分が重要なことをしていると自覚した時だった。そこからは常に委員長ということを意識していた。だから、そこで文句を言われると、非常に腹が立つ。と同時に、落胆も大きい。すると、もう一人の友達が声をかけてくる。「気にすんなよ。」そこで自信を本当に回復できた。そして、責任感も生まれた。そこから、今までの借りを返す、と頑張れた。そんなこともある。自信は責任感にもつながるのだ。
 第二の理由は、たとえやろうとしていたことが失敗しても、それに自信があったのならば、悔しさはあっても、絶対に、間違っていた、と後悔することはなかろう。今年の夏の全国高校野球甲子園大会でも、決勝で中京大中京高校に敗れた日本文理高校の選手たちには、最後まで笑顔があった。全力プレーをしたからだろう。
 確かに、自信を持ちすぎて、鼻高々、ピノキオや天狗みたいになってしまっては困るが、自分に自信を持つことには、それだけの意味しか持たないのだろうか。いや、そんなことはない。人間、自信を持たないとだめだ。自分がいくらいじめられて心身共にボロボロになったとしても、とにかく、くじけず自分に自信を持とう、いや、私も持ちたい。自信は、初めからついてくるのではなく、臆病という病原菌を倒して初めてつくものだ。

   講評   nane

 読解問題は、よくできたね。さすが。
 清書は、今度から森リン大賞の評価が入るようになる。本因坊君は、もともと点数が高いから、これから更に語彙を豊富にして高得点を目指していこう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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