創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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元気できれいなお空の青くん とらたいがくん
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(はじめに絵をかく 手書き原稿添付)
なつ休みにしがけんにある、しぜんの家へ二はく三日のキャンプにいきました。(いつどこの書き出し、数字)そこでお空の色がかわるのをかんさつできました。
あさおきて、まどのそとをのぞくと、山のあいだから空の青くんが、たいようの下から
「おはよう。」
とかおを出します。(名前)その空は、ぷあーー、とおきたてのこえを出しているみたいで、まっ青です。(たとえ、かんじ)ぼくは、このかわいい青くんのかおが、とてもすきです。(理由、とちゅう思ったこと)
おひるに川あそびをたのしんでいるときに上を見たら、たいようはもっと上のほうまでジャーーンプして、青くんに、バイバーイ、といっているようです。青くんは下から出てきた、たくさんの水色くんたちにおし上げられて、
「たかく雲の上までおし上げられると、こわいよーー。」
となきながら、だんだん小さくなってしまいます。(会話、□○□○)そうして、お空は水色くんたちでいっぱいになるのです。
よるになると、雲の上からもどってきた青くんは、まっくらくんをさがします。まっくらくんにあえたら、
「ながーーい、きれいなながれ星だね。ねがいごとをしようよ。」
とおはなしします。青くんは、
「きれいな青になって、なかない、男らしい青空になりますように。」
とおねがいします。
するとつぎの日のあさ、青くんはもっときれいな青になって、たいようにまけない大きさでとなりどうしになって出てきました。
青くん、きれいな青空になったね。ぼくも青くんみたいに男らしくなるよ。(思ったこと)
講評 naruko
いつでも見上げればそこにある空ですが、見るばしょやじかん、その日のてんきによって、空はいろいろなすがたを見せてくれますよね。とらたいがくんがキャンプで見た空は、いつもいえのまどから見る空とは、ずいぶんちがっていたのでしょうね! ひろーい空でげんきいっぱいだった青くんは、今日はどんなふうに見えるかな…? そうぞうりょくあふれるのびのびとした文しょうからは、キャンプでのゆったりとしたじかんのながれがかんじられます。すてきなさく文になりましたね。
はじめに、青くんが「おはよう」とかおを出しているところをえにかきました。たいようにぴったりとよりそったえがおがかわいいですね。「ぶあーーとおきたてのこえを出しているみたい」とおもしろいたとえができました。とらたいがくんも見上げながら大きなあくびをしていなかったかしら? ひるまの空は水色くんたち、よるの空はまっくらくん、とかわるがわるあらわれる色たちと、青くんはお話をするのですね。青くんのことばには、とらたいがくんの思いもこめられているようで、夜空にねがいごとをしているとらたいがくんのすがたが目にうかんできました。これからも青くんといっしょにつよくたくましくなっていってくださいね。思ったこともしっかりかけました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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