国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   どちらをとるか   まーくん

吉川という選手を得て、と大会優勝は今年を逃したら当分無理だった。ところが、宗介の学業成績は、もう少し頑張れば進学校の都立高校に手が届くものだった。それで宗介コーチの浅野に退部を申し出たのだった。宗介が退部を申し出ると三年生のレギュラー達が、次々と退部を申し出て、とうとう吉川だけになってしまったのだった。僕は、自分の信念を貫き通すことよいことだと思う。
 その理由は第一に、信念を貫けば、好きなことができるからだ。人間は他人に流されやすいものだ。僕の入学した中学校の部活動数はたった四つしかない、その中でも選べるのは、野球部、テニス部、文芸部だけなのである。なぜなら、全校生徒数も五十四人しかいないからである。僕の同級生は小学校の時からのつながりから、ほとんどが野球部に入部して、男子で野球部以外に入部したのは三人だった。残った二つ、テニス部と文芸部のどちらか、僕は迷った末に文芸部に入部した。僕は運動が苦手なのと、文芸部には現在二人しかいないので、顧問の先生が文学に関することなら何をやっても良いとのこと、それで入部したのだった。始めのころはみんなからいろいろ言われたが、後悔してはいない。なぜなら好きな本がたくさん読めるからだ。だから僕は信念を貫きと通すことは大切だと思った。
 その理由は第二に、他人に合わせていると自分らしさを失うからだ。僕の住んでいる村では、同級生全員が、保育園からの顔なじみなのである。なぜなら、僕の住んでいる村は、周囲を高地に囲まれているため、過疎化が進み、人の入りが少ないので、もうみんな、誰はこんなやつで、というのが、もうわかってきてしまっているのである。しかも、郡内の高校も、行けるところは限られているので、みんなが同じ高校に行く確率が高いのだ。だから、小中のつながりで、今までの同級生に頼ってしまう可能性があると思う。だから僕は、小学校の時から、いろいろほかの地域の人となど交流するようにしてきた。だから、これからもがんばって努力して東京のほうの高校に行きたいと思っている。
 確かに他者と強調することも大切ではあるが、「自分が考えた通りに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きた通りに考えるようになってしまう」という名言があるように、自分の意志を曲げず、信念を貫き通すほうが後悔しないし、自分らしい人生を送れると思う。だから僕は、自分の信念を貫き通したい。

   講評   mae

 今月も頑張りましたね♪


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