創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   運動会で優勝したこと   エンペルト

 「やったあ、赤組が勝ったあー優勝だ。昔から弱かった赤組が勝ったあ。」(書き出しの工夫)僕は、去年の秋の運動会で僕たちの組が一位になった。僕は赤組であったがうわさでは赤組は昔から弱かったらしい。八年ぶりに赤組が勝ったらしいので僕は目が回るほど驚いた。まるで、歴史的であった。僕はおととしにスイスに引越しできて赤組になったがその時は完全に負けであった。なぜなら、赤組はわずか二百点しか取れなかったからだ。しかも、青組みは四百点以上であったからだ。そのときはかなり悔しかった。でも、来年は勝つぞと思った。そして、その願いがかなった。
 運動会の科目はパン食い競争やリレーや50メートル走などであった。僕が一位になったのはパン食い競争とリレーだ。だが、50メートル走はびりであった。パン食い競争ではアンパンが釣られてあった。僕は食いしん坊なので、思いっきりダッシュして一番にアンパンを取った。でも僕の友達はびりであった。しかも、取れなかったので審判に取ってもらっていて心の中で笑った。他の友達もほとんどがだめであったがぼくはうれしかった。なぜなら僕の友達ほとんどが青組みだからだ。だが、去年はこれよりもひどかった。なぜなら、ほとんどが僕と同じ組ではなかったからだ。(体験実例)
 もう一つ勝ったのがリレーである。50メール走ではびりであったがなぜか勝った。僕は、8番目であった。そして僕の出番が来た。僕たちの組は少し遅れていたが、僕は追いつくぞという思いで走り出した。なぜか、元気が出た。まるで、みんなが僕を押してるみたいにスピードが出た。(笑)そして、ついに追いつき次の人が抜かして勝った。僕は、初めて活躍したと思った。そして逆転し赤組が優勝した。そのときはかなりうれしかった。でも、来年こそは青組みがいいと思った。理由は青組みになったことがないからだ。
 僕は、人間にとって勝ちとは元気をくれるんだとわかった。来年はリレーではなく、50メートル走で勝ちたいなと心の中で思った。

   講評   ogi

 エンペルト君、こんにちは。
 運動会で赤組が勝ったことを、喜びいっぱいの上手な【書き出しの工夫】で書くことができました。パン食い競争では1番を取ったのですね! パン食い競争は走るだけではなく、パンをとる難しい技が必要とされます。そんなむずかしい競技で1番をとれたなんてすごい! 食いしんぼうなだけではできないことですよ。リレーでは、みんなの応援が、本当にエンペルト君の背中をおしてくれたのかもしれませんね。とてもじょうずな【たとえ】と【ユーモア表現】でした。
 勝つことは、人間に元気と勇気をくれます。とても大切なことに気づいて、それを【一般化の主題】でまとめることができました。来年はきっと、50メートル走でも一番になれるでしょう。

 今回の進級試験も、とてもじょうずに書けました。合格です。いつもしっかりと提出して、進級試験も合格できて、りっぱです。この調子でこれからもがんばりましょうね。

   

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