国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2566 今日1658 合計4224
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   良い所と悪い所   バービー

「ピヨピとピヨピヨ、チチチチチチチチ—…」≪構成≫
『故郷に帰って来たんだぁ…。これが私の故郷の国…ねぇ…』
新しい学校、空気、国、クラスメイト、先生…。
『私≪題材≫、やっていけるかな?友達作れるかな?』 と考えても、いつもすぐ環境の変化に慣れて、友達もいっぱい作るタイプなのだ。それが私の長所だとは思わなかった。どうしてかというと、普通にしていてもクラスの子達は自然に集まってきてくれるからだ。まるで『友達よ、寄って来い!友達よ、寄って来い!!』というオーラを出しているようだ。≪表現≫ 笑≪表現≫ 
 しかし、弟は私の正反対の性格で環境の変化にはすぐ慣れないタイプだ。だから今だに慣れていない。毎朝その日に新しいこと(例えば部活や学校初日)を始める日だといつも
「どうしよう、今日のバスケ上手くできるかな…??」
や、
「学校…大丈夫かな?怖いなぁ…」といつも呟いている。そこが弟の短所だと母が言っていた。
 私の長所はもう三つある。それは、何にでも笑顔でいること、何にでも粘り強くいること、それに負けず嫌い(?)な所だ。
 私はいつも学校にいるとき、家に居るときは常に笑顔でいる。そして、例えば勉強で友達に追いにかれたりしたらすぐ追い抜く事を心がけている。(と思う…。)そして、バスケの試合ではいつも相手チームを粘り強くディフェンスして頑張っている。 
 そして私の短所は、あまり集中しない所だ。
 学校では授業の時ほとんど集中しますけど、家に帰って勉強をするときはなぜだか分からないが、全然集中できない。集中しようとしても、できない。けれども、私は好きな事や絵を描くときだけいつでも何処でも集中する。もしかしたら、勉強が嫌いだから集中しないのかも知れない…。 
 長所と短所は人間にとって、とても良い事だと思う。どうしてかというと、自分の良い所=長所を見つけたらそれを伸ばして、自分の悪い所=短所を見つけたら、それを直せばとても良い人間になるからだ。≪主題≫

   講評   takeko

自分の長所と短所をよく見つけられたし、課題、字数ともにクリアできて合格です!
「書き出しのくふう」日本に帰国したときの、さわやかな鳥の声から始まりました。きっとシンガポールでは、鳥の声もちがっているのでしょうね!タイでも、聴いたことのない鳥の声が聞こえるので、「ああ南国だなあ」と感じさせられます。
「体験実例」一時帰国中に行く学校や新しい学校での自分と弟さんのようすが、会話も入れてよく書けました。自分でそれが長所と思わなかったというところがおもしろいですね。普通にしていて、そして「いつも笑顔」なので、「友達よ、寄って来い!」オーラになるのだと思いますよ!この「たとえ」「ユーモア表現」もおもしろく書けました。短所もだれにでもあることですよね・・・。
「一般化の主題」「長所と短所は」「人間にとって」とキーワードが使えました。あとに続く文章から、ここは、
「長所と短所があるということは」とか、「長所と短所を知るということは」と付け足しましょう。そして理由がよく書けました。この理由の中に、「たとえば、私は家では勉強に集中できないという短所がわかっているので、これから試験などで家で勉強しなければならないときは、集中できるようなくふうを考えなければと思うことができる」など書いて、前の段落とつなげるとなおよいですね。私も学校時代は、どちらかというと弟さんタイプでした。だから、バービーさんみたいなお友だちを見て、自分もそうなろうとしたり、いろいろとやってみて、はずかしがりをなおすことができたんですよ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)