国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   sakubu---nn   おのそ

 大きさがわからない。そんなことはない。大きい小さいは見ればわかる。そう言うかもしれないが、それは相対的な大小である。顕微鏡で見たものの大きさは、倍率を知らないかぎりわからない。∵それでも、たいへん便利なものである。なぜそれほど便利かといえば、視覚系だけにまかせておくと、大きさの絶対値がわからないからである。
 そう体制とはほかのものと比較したものである。ものの大きさ等が比較するからよくわからない。例えば、近くに飛んでいるトンボを見て「大きい」とかんじ、遠くの月を見て「小さい」と感じる。しかし、本当は、近くのトンボは(トンボとしては大きくても)、小さくて、つきは、いくら小さく見えても、トンボの何倍も、とてつもなく大きい。相対性は、そのものだけを見る。それだけでの独自の見方である。例えばとんぼを見れば、、つきなんかと比較したりしないで大きさを見るら、きちんと大きさがわかる。例えば学校の成績。昔の成績は、クラスの中の何割しかしか5が取れない。4は何割、3は何割……というふうに決まっていた。だから頑張って100点をとってもみんな100点だったら、クラスの何割しか5はとれないし、自分はその何割かの中に入るかわからない。だから、頑張って100点をとっても1になってしまう可能性があった。ちょっと不平等かもしれない。他人を蹴落としていく感じになる。
 しかし、今の学校の成績のつけ方である絶対評価は、自分の努力に応じて、5,4,3,2,1、がつけられる。テストでみんな100てんで、自分だけテストで90点だったとしても、自分がみんなよりも授業態度がしっかりしていれば、5がモラルかもしれない。全員点がよくて、提出物や授業態度が、しっかりしていたらみんな5がもらえるかもしれない。
 要するに、「学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈することではなく、変革することである。」という名言もあるし、大事なのは、絶対評価と相対評価のどちらがいいかではない。いろいろなものの見方、成績のつけ方、生き方があるけれども、「これがいい」というものはなくて、大事なのは、じぶんの努力である。と、私はおもう。「総合化の主題」

   講評   nane

 全項目、よくがんばった。
 第二の実例も具体的に何か書いておこう。
 総合化は、いくつか考えると、発想の仕方がわかるでしょう。
 相対性、絶対性という抽象的な話も、このように身近な話を通すとわかりやすくなる。
 中学生の場合、身近な話はもっぱら学校のことになる。学校生活の中で感じたことを実例と入れるようにしていこう。
 一方、本を読んで得た知識も、社会実例として使える。体験実例と社会実例を幅広く使って書くのが、いい作文を書くコツになる。
 今読んでいる本から、歴史や伝記の実例を入れるようにしていくといいよ。

 次回から、暗唱の自習を強化する。
 家で毎日10分を目標にやっていこう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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