創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   フリースロー大会   ゼウス

 「ダンダンダン。スパッ!」 (書き出しの工夫)
「やったー!」
今は親子バスケでフリースロー大会をしている。親子バスケとは、文字通り「親対子供」でバスケをするのだ。低学年には手かげんをしてくれるが、6年生になると本気でやってくるので、相当体力を使う。
 フリースロー大会の話にもどって、フリースロー大会は一年生から大人が学年別で行う。(体験実例)シュートを決めて、最後まで残った人が優勝だ。優勝した人は監とくから賞品がもらえる。ぼくは友達と六回戦ぐらいまで戦って、ぼくが勝ったことがある。フリースローを打つ時はすごくきん張した。なぜなら、はずしたら優勝できないのだから。でも優勝した時は、風が吹いたようにスーッとなって、気持ちよかった。(たとえ表現)お母さんはフリースロー大会で、ぼくが四年の時と今年と二回も優勝していて、すごいと思う。それにぐう然だけれど、ぼくが優勝した時にお母さんも優勝したので、みんなに
「親子優勝!」
とはやしたてられた。ぼくが五年生の時に、友達と友達のお母さんもぼくとぼくのお母さんと同じように、みんなに、
「二回目の親子優勝!」
とはやしたてられていた。中学生になっても、親子バスケに来られるので、来て、フリースロー大会で優勝しようぜとみんなで盛り上がった。
 ぼくは、スポーツチャレンジフェスティバル(スポチャレ)で準優勝したことがある。スポチャレとは吹き矢やスリッパ飛ばし、飛んでくるピンポン玉を空きかんでとるなどという十種類ぐらいの競技をして競い合う大会だ。その大会で、おととし、お母さんが優勝した。ぼくはお母さんと競い合っていたから、くやしかった。去年、お母さんは来られなかったけれど、個人の部(小学生以下)で準優勝できたのですごくうれしかった。団体では、友達と二人でおしくも四位だったけれど、ぼくにはすばらしい思い出になった。今度は優勝目指してがんばろうと思う。
 人間にとって、一位、そして優勝とは、栄光であり、みんなの目指している山の頂上である。みんなはそれに向けてがんばっている。(一般化の主題)

   講評   taimu

 ゼウスくん、こんにちは。「一番になったこと」という課題にふさわしい題材をとりあげることができました。目標字数達成、全ての項目もクリアできましたね。

<構成>見事にシュートがきまった場面から書き出すことができました。ボールの軌跡が目にうかぶようです。「スパッ」という音が気持ちいいよね(^^)。

<題材>フリースロー大会のルールをわかりやすく説明できたね。シュートをはずした人から脱落していくということだね。6回戦くらいまで勝ち残り優勝してしまうなんて、ゼウスくんは、かなりの腕前だね。このときの様子を、描写的に書くと読み手をはらはらさせることができそうだ。

例:「ふうっ……。」ぼくはバスケットゴールにむかって大きく一息ついた。津波のようにおしよせてくる緊張感で手のひらが汗ばんでくるのがわかった。(以下省略)

<表現>優勝したときの心地よさを「風が吹いたようにスーッとなって」とうまく表現できたね。フリースローはかなりの集中力が必要ですし、緊張もしていたでしょうから、優勝がきまったときは、まさにこのたとえがぴったりだったでしょう。

<主題>「人間にとって」というキーワードをもちいて、大きな感想がかけました。高学年らしく力強くまとめたね(^^)。

●次回は構成図の説明も行います。教室からとどくお便りに、用紙と見本が入っていると思います。お電話のときに用意しておいてくださいね。
           

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