創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人と人とのこころをつなぐ大事な絆   かふた

 未知の者どうしの出会いでは、あいさつを行うことによって、相手に対して、敵意、害意のないことを示し、同時に相手の攻撃本能を抑える。つまり、人間の場合、出会いのあいさつ行為は、相手が以後仲よく共に行動してゆける仲間かどうかの、身元確認にもつながっている。私たちが別れの際にあいさつをする理由は、再び会う時まで、今別れる時と同じ親愛の気持ち、同一の帰属感を相手が抱き続けることを、あらかじめ確認しておきたいのである。人間と動物のあいさつ行動で大きく違う点は、動物は先の予測ができないため、別離のあいさつがないことである。(要約)
 私にも、似た話が、2つある。1つ目は、学校で、「あいさつをしようキャーンぺーン」があった時、いろんな人にあいさつしてまわったけれど、ほとんどの人があいさつを返してくれたが、その中でを返されなかった人もいたので、その人が私に対して、怒っているのかな、それとも、友達とけんかしたのかな、または具合が悪いのかなと思った時もある。あいさつは、本当に長文に書いてある通り、人の気持ちに関係あると思った。(体験実例)
 もう1つの似た話は、友達と別れた時だ。Kさんという人がいて、とっても遠いところにいくので、見送りに行った。その子は大泣きしながら、
「いままでありがとう。向こうの学校でも頑張るからね!バイバイ。」と言い私たちに握手して、行ってしまった。5,6人ぐらいの友達がいたので、人前では、恥ずかしくて泣くのを我慢していたが、家で、涙がポロポロ出てきたので、まるで、小粒の雨みたいだった。(たとえ)大量のハンカチがべショベショになった。自分の涙で家が洪水になるかと思った。しかし、あの瞬間は今でも忘れない。(体験実例)
 だから、あいさつとは、人と人とのこころをつなぐ大事な絆であるとわかった。(わかったこと)
                
                      

   講評   taimu

 さくらんぼちゃん、こんにちは。最初から最後まで、まとまりのよい感想文にしあがりましたね。

<構成>ポイントになる部分をおさえ、それを上手につなげた、うまい要約です。こんなに上手に要約ができるのは、国語力があるからだね。

<題材>挨拶にまつわるエピソードを二つとりあげることができました。さくらんぼちゃんのいうとおり、挨拶をかえしてくれない人がいたら、「何か怒らせるようなことしたかなぁ」「具合わるいのかな。」と、不安になってくるよね。体験をとおしたさくらんぼちゃんの考えまでしっかり書くことができました。二つ目のエピソードも、すぐにまた会える「さようなら」とは違う、特別な「さようなら」の出来事を、うまく説明できているね。

<表現>お友達とのお別れが、相当悲しかったようですね。「まるで小粒の雨みたい」と次から次へとあふれでる涙を描写的に表現できましたね。


<主題>「あいさつとは、人と人との心をつなぐ大事な絆である」と、大きな視点で考えることができましたね。


●その中でを返されなかった人もいたので→入力ミス、直しておこう

            

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