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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本食がたべたい   サッカー少年

世界じゅう、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身のまわりに、「日本」」をもって動き回る。旅行者たちをとりかこむ小さな「日本」、あるいは、彼らが持ち歩く「日本」、それを、わたしは「文化的カプセル」と名付ける。文化的カプセルは、日本だけの特産品ではない。アメリカ人だって、フランス人だって、それぞれの文化的カプセルにつつまれて生活するのが快適なのだ。<要約>
ぼくも似たような話がある。それは、ハワイに行ったときだ。初めてハワイに行ったときは、全くどこか分からなかった。まるで誘拐されて、どこか知らないところにつれてかれたかのような場所だった。ハワイでは、いつもバイキングだったが洋食しかなかった。昔から好き嫌いがなかったぼくは、ふつうに洋食が食べれたが、朝は、パンとスープ、デザートしか食べる物がなかった事をよく覚えている。ハワイには、日本食がなかったので消化が悪く、トイレがとてもきつかった。いつもご飯がたべたいや、味噌汁が飲みたいと思っていた。さらに日本との時差があるので早く寝て遅く起きてしまっていた。帰ったらすぐにお母さんにおでんを作ってもらった。しかも昼の三時に寝て、夜中の三時に起き、おでんを食べていた。やはり日本のご飯が一番だとぼくは、そのとき初めて思った。
つぎの似たような話は、タイ料理を食べに行ったときだ。タイ料理のお店に着き入ったら、中は、外の臭いと全く違っていた。いすに座り、お水を飲んだら異変に気がついた。もういちど飲んでみるとレモンの味がしたのだ。お母さんに聞くとそれは、レモン水だったのだ。さらにスープえお頼むとものすごく辛かったのだ。この瞬間タイ料理は、日本食と全く違うと思った。ライスを頼んでみると日本のお米よりかぴかぴしていた。ぼくは、ものすごくビックリした。何も食べるものが無いということは、生まれて初めてだったのだもうそのときからタイ料理は、食べたくないと心でずっと思っていた。しかしお母さんがスーパーで買ってきてくれたタイヌードルは、昔たべたタイ料理よ比べものにならないくらいおいしかった。タイ料理は、辛い物だと分かった。
人間にとって文化的カプセルというのは、一番のリズムを作ってくれるものだと分かった。

   講評   nakami

外国旅行をしたときのことがよく書けています。やはり、サッカー少年くんにとっても食事に関するちがいがとても印象深かったのですね。日本にあるタイ料理のお店で体験したこともよく書けています。食文化の違いを楽しむことは大切ですが、どうしてもなじむことができないこともあるということを身を持って体験したのだと思います。最後の主題「人間にとって文化的カプセルというのは、一番のリズムを作ってくれるものだと分かった」とありますが、これはサッカー少年くんの正直な感想だと思いました。生活のリズムをみだされることがマイナスの要因になるということを自分の意見としてはっきり書くことができたのはよかったと思います。でも、何年か後にもう一度この長文を読んでもらってまたサッカー少年くんの意見を聞いてみたいな、とも思ってしまいました(^^)

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