国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   積極的と消極的   イチロー

衰弱したアイデンティティの補強、それを個人レベル、感覚レベルでみればたぶん「清潔願望」になる。そういうことすら不可能な時、ぼくらは自分でないもの、他なるものの感染、あるいはそれとの接触を徹底して回避しようとする。ロナルド・D・レインという精神医学者は、ひとは「自分の行動が意味するところを他者に知らされることによって、つまり彼のそうした行動が他者に及ぼす効果によって、自分が何者であるかを教えられる」といっている。他者の他者としての自分を意識出来ないとき、僕らの自己意識はぐらぐら揺れる。自分を否定的に見るのではなく自信を持つことが大切だ。
 第一の理由は自分に自信がないとなにごとにも消極的になってしまう。僕の学校に消極的な人がいる。その人は、とても静かであまり行動しようとしない。体育祭のときもみんなはしっかりと自分の行く場所にいっていても、その人は先生に注意されるまで動かない。僕はその場に応じたバランスが必要だと思った。そのため、いつも一人でいるようだ。あまりにも消極的になりすぎるとみんながあまり話してこなくなったりしていやだと思った。
 第二の理由は自信があると積極的に挑戦していけるからだ。僕のクラスにはとても積極的で成績も優秀な人がいる。その人は学級委員や生徒会に立候補している。期末テストでも5と4ばかりだったといううわさを聞いた。テストなどでの点数がいいと自信がつきいろいろの事に進んで挑戦できると思った。
 確かに、否定的な形でアイデンティティを確立する方が簡単である。しかし、短所をなくす一番いい方法は、今ある長所を伸ばすことである。という名言があるように他者との関係のなかでアイデンティティを確立していく方が前向きで自分のいいところをさらに伸ばしていくことができると思う。僕は自信がつけば付くほど何事にも積極的に向かっていけると思った。中間テストではしっかりと自分に自信を持って受けたい。

   講評   sarada

 自分の自信を持つことは、そんなに簡単なことではないけれど、否定的に見ていては前進がないね。

 イチロー君が【体験実例】に書いているように、積極的な人間には幸運がついてきそうだね。反対に消極的な人間は、周りを不快にさせてしまうところもあるね。自分を否定的に確立するのではなく、やはり前向きに肯定的なとらえ方をして、前進していくことが大切だね。

 難しい長文をしっかり読みことができ、【主題】について自分なりに考えることができました。


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