低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人間および動物を通して かねめ
第一に考えられるのは、個体と個体との出会いである。つまり、相手をなだめ、安心させるのである。たしかに誰かと一緒にいるときは、その人の気持ちの変化についていきやすいし、同じ状況の下にいるわけだから、自分と相手との相互関係もわかっている。人間でも動物でも、短い別れの後の出会いの際のあいさつと、長い別離の後に起こった再会時のあいさつとでは、その入念さ、強さが異なるのである。
僕がこの話を読んで一番びっくりしたのは、あいさつは相手の敵意などのないことを示すものだということだ。
僕にも似た話がある。僕はよくハイキングに家族で行く。そこでは日本でも外国でも関係なくすれ違うと
「こんにちは」
と自然と自主的にあいさつをする。すると、まるで自分の心に入り込んで掃除をしたかのようにすっきりと気持ちがよくなる。
もう一つ似た話がある。それは通っていた囲碁クラブのことだ。僕は前に「いたか」という囲碁クラブに通っていた。「いたか」にはコーチが何人かいて、その中心的なコーチがすごく礼ぎに厳しい。例えば朝のあいさつを「おはようございます。おねがいします。」と言って帰りのあいさつは「ありがとうございました。さようなら。」と言う。さらに先生にきかれたりすると、「はい」や「いいえ」の後に「わかりました。」などを付けなければならない。しかし、自主的ではなく人に言われてするあいさつはそんなにすっきりしない。
僕はあいさつは自主的にやったほうが気持ちいいから、自分からやったほうがいいことが分かった。今度、ハイキングをした時もあいさつをしたい。いろいろな所であいさつをしたい。
僕の頭にあいさつをしながら歩いている僕がいた。
講評 kia
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