国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
一番になりたいこと たまご
「やったぁ!できたぁ!。」
と言ってぼくは、作りたてのロボットの前で一しゅん喜んでホッとした。
ぼくは、この夏休みに芝浦工業大学で行われたロボットセミナーに参加した。セミナーでは、ボクサーロボットという部品数三百個以上で二本のアームに六足歩行の、単一電池二本で動くロボットを二日間かけて作った。ロボットの足を組み立てる時、左右対称になるようにするのに大変苦労した。この時、実はもうやめたいと思っていた。部屋の中には五十人ぐらいの人がいたけれど、まるで上映中の映画館のように静かだった。ツインモーターを作っている時、何度も歯車を組み間違えて、まちがえた分歯車を組み直して講師のIさんからいくつかアドバイスを受けた。その中で、
「部品をなくさないでね。」
と言ったIさんの言葉の大切さがわかった。ハトメ一つなくなってもロボットは、でき上がらない。とても大事なことだ。
三日目は自分達で作ったロボットで競技会が行われた。競技会では、作ったロボットをリーグ戦で戦わせて上位三名が勝ちぬき全国大会へ行き、そこで一位になると賞金五十万円をもらえる。
ぼくは、あいにく競技会ではとつぜんロボットの足のネジがはずれてしまい一勝しかできなかった。残念だった。
ぼくは、このセミナーを体験してロボット作りは部品が多くて組み立てるのが大変だったけど、だんだん形になっていくところが楽しかった。でも競技会では一位になれなかった。ぼくは、ほかの事でもなれたことがあまりないから来年もロボットセミナーに参加して、いつか絶対に競技会で一番になりたい。
講評 iwapa
暗唱、読解問題、清書、すべてとりくんだのですね。がんばりました。 にっしんくん、今月だけでもとても力を伸ばしていると思います。マイペースで、楽しくいっしょに進んでいきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |