創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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一番になったこと きなろ
パラパラパラ・・・。
今日も僕は時刻表を読む。僕がクラスで1番だと思うのは、時刻表に対する好感度だ。
僕が時刻表を好きになったきっかけははっきりとわからないが、候補として二つある。一つは昔から地図や天気図が好きだったから、それが変化したものが時刻表になった。
もう一つは鉄道や車など乗り物が好きだから・・・。などと考えられる。
でもものすごく好きだ、と見せる証拠はこれしかないだろう。
小学校低学年頃、お母さんと二人本屋さんに言ってるときのことだった。お母さんは、いつも買っている雑誌のところにいた。そのとき僕は、ある本を探していた。ある本。それは、時刻表。時刻表を見つけた僕は、あわててお母さんのところへ。
「おかあさ〜ん時刻表買ってぇぇぇー。」
「先週も買ったしょ。」
「え〜でも新しいやつでたのー。」
そんなやり取りをしていたとき。
「クスクスクスクス・・・」
と、近くのおじさんが笑っていた。このことを聞いて、僕は思い出せなかったけど、それが好きになった決定打だった。
僕は、時刻表を見ているときは、楽園にいるような感じだった。
僕が時刻表を見続けていて、時刻表は夢のように楽しい、心の扉を開く存在であったが、今はどうかな・・・。それでも時刻表は、旅行に行くとき、通勤などいろいろな面で使われている。時刻表は楽しみながら、それを役立たせることができる存在だ。
と、いうことがわかった。
講評 kou
まだ小さいきなろくんがマンガや雑誌ではなく、時刻表をねだるというところがおもしろいですね(^^)。本屋さんでだだをこねるほほえましい様子がよく書けた作品です。
入会後しばらくばたばたしてしまいましたが、10月から言葉の森では新学期がはじまります。またがんばっていきましょうね。
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