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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   清書   しんご

人間は自らを飼育し、家畜化(自己家畜化)している。ヒトを生物の一種とみなした場合、個人レベルではなく、人間自身がつくった社会システムに依存して暮らしている点がある。毎日、自転車などで鎖につながれて走っているイヌと、満員電車に乗って通勤している人との違いは、多少の差があるもののほとんど変わらない。大きな違いは、社会的・文化的な面があるかどうかであるとも言える。自己家畜化は、「もの」や「人工的 人為的世界」の中で形質を決定づけている、基本的な人間のあり方である。
 その理由は、規則正しい生活をすることによって、一日を有効に使うことができるからだ。私は、この夏休みに部活も塾も何もない日が何日かあった。何もないといっても、9月に行う検定の勉強や、一学期の復習・二学期の予習などやることは沢山ある(その時学校の宿題は終わっていたのだが・・・)。でも、やはり休みとなると寝たくなる。朝はいつもより三時間くらい遅く起き、好きなテレビ番組を見たり・・・。普段忙しい私にとっては本当に最高だ。しかし、ずっとそんなのんきにはしていられない。母親が「休みの時にやっとかないでどうするの!!」と言って、私と母の壮絶な戦いが始まる。内心、「せっかくの休みなんだから休ませてよ。」と思ってしまうが、そんなことを言うことはできない。親の言っていることは矛盾していなく全て正論であるからだ。「午前中、テレビばっか見てたんだから。」その言葉を聞くと、「午前中に勉強終わらせておけばよかった」と毎回後悔してしまう。やはり、休みの時でも普段と同じ行動をした方が自分にとっても楽ということが分かる。
 2つ目の理由は、みんなが自由気ままにやっていたら社会の秩序が保てなくなるからだ。例えば、電車やバスの時間が決められた時間に来なかったら不便である。きちんと時間がきまっているから便利なのである。
 確かに人間には自由も必要だ。しかし、「人はその制服のとおりの人間になる。」という名言があるように、私たちは社会のシステムに合わせて生活していくことで、社会の一員となれるのだ。

   講評   suzuyo



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