創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   手放せない 文化的カプセル   sha hui

 「世界中、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身の回りに日本をもって動き回る。食べ物も飲み物も言語も、ことごとく日本のものーーそれにとりかこまれていないとなかなか安心できないのである。」私が初めてこの文章を読んだとき、海外がどのようなところかよく知っているので、すぐによく理解できた。日本人にとって日本というものは、手放すことのできない、とても大事なものだ。
 海外旅行に行く日本人で、文化的カプセルを必要としない人はいるのだろうかと思った。いつとしても、数少ない少人数だろう。海外旅行に行く日本人のパターンとして、まず、飛行機は日系の飛行機に乗り、現地についても、現地の乗り物には乗らず、日本人専用の観光バスに乗る。そしてホテルも日本語の通じるホテルに宿泊する。また、滞在している間は、街へは行かず、ホテル内の設備を使って過ごす。これは日本人にとっては普通な滞在んの仕方だ。しかし、この滞在の仕方は、胸を張って海外海外旅行に行ったとは言えないと思う。なぜなら、せっかく海外旅行に行ったのに自分から文化的カプセルの中に入っているからだ。文化的カプセルに入っていると、その現地がどのようなふいんきなのかわからない。このようなものは、私は海外旅行だと言えないと思う。
 今上海に住んでいる私は、よくまちなかで、日本人の旅行者たちを見かけることがある。やはりその人たちが話している言葉は日本語で、飲食店に行っても食べているのは和食。きっとこの人たちは文化的カプセルから出られないのだと思う。
 私は知らない人ばかりのところに一人で行くのはドキドキしてしまうタイプだ。クラスがえのときに、友達がいないと不安な気持ちになる。しかし、中国人との交流のときは、自分から話しかけることができる。これはコミュニケーションのとり方のちがいなのだろうか。私は疑問に思っている。しかし、答えがまだわからない。まるで未知の世界のように。
 日本に来る外国人は、すぐ日本になじむことができる。消極的な日本人から見ると、とてもすごいことだと思う。
 日本人にとって文化的カプセルは、どこに行っても手放せないものだ。文化的カプセルがない限り、海外旅行には行けない。つまりみんな」文化的カプセルをもっている。
 私はこれから文化的カプセルの中に入ってばかりではなく、少しずつ視界を広げていきたいと思う。また、いつか文化的カプセルを必要としない日々はあるのだろうか。

   講評   inoko

 sha hui さん、こんにちは。次回から新しい課題フォルダです。




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