国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   真の知識   ピカチュウ

 情報は瞬間的であって反復されず、したがって人の内面的世界において蓄積されたり、累積的に進歩したりすることがない。よって、私たちは、自分の中に蓄積していくような知識を身につけるべきだ。
 第一の方法は、情報を正しく見極め、適応力をつけていくことだ。たとえどんな情報も手に入れられる手段があったとしてもそれが使えないとまったく意味がない。数学の公式と同じく、たとえその公式を完璧に知っていても必ずしも自分の知識として使えるわけではないのだ。たとえば、僕の学校の数学のテストは授業中習った公式(情報)がちゃんと知識として残されているかどうかわかるテストだ。三角比のテストなら「sin45=?」という問題だけでなく「高さ三十メートルのビルの上から四十五度‥」などと三角比を使えとはあからさまには書いていない問題が出る。そういったテストの点が低いということはまだその情報をうまく自分の知識として使えていないということになる。つまり情報だけでは世の中に知識としては通用しないということだ.
 二つ目の方法としては、あらゆるメディアから得る情報をうまく使えるように教育していくことだ。この情報化社会で正しい情報を見極めるためにはそれなりに経験を積んでおかなければならない。僕も学校の情報の時間にインターネット上の情報は必ずしも信用できるものではないということを習った。しかし、言葉で説明されるだけでは理解はできない。だから学校などでもただ生徒に情報を与えるのではなく、探させてそれを発表させあうなどしたら、情報は色々なところに点在し、その全てが正しいとは限らないとわかるだろう。
 たしかに、入ってくる情報の神秘を疑っていてはきりがない。しかし、知識とは情報を得てすぐ身につけられるものではない。食べ物を情報に例えると、食べ物の中の栄養素は消化されて初めて体内で使われるのと同じで、情報も自分で消化し、自分の道具となるまで知識としては使えないのだ。

   講評   kiri



 こんにちは。今月も休まず提出できました。
 10月からの項目では歴史実例を入れていきます。「世界の歩み(上・下)(林健太郎)」「世界史テーマ学習80(山川出版社)」などを読んでおきましょう。

         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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