国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   秋の虫   S・S

 「リーリーリー」
ぼくは、最近この「リーリーリー」という鳴き声をよく聞く。でも、ぼくが知っている、スズムシやコオロギ、ウマオイやクツワムシは、「リーリーリー」とは鳴かないから、少しおもしろい。
 父に聞いた話では、子どものころコオロギはつかまえていたが、そんなに興味はなく、父が好きだったのは、カマキリやバッタ、トンボだったそうだ。しかし、つかまえた虫は育てないでにがしていたそうだ。つまり、「キャッチアンドリリース」だ。一回だけカマキリの卵を家に持ち帰ったら家で卵がかえってしまって、まるで、軍隊のようにカマキリが大発生してしまったことがあったそうだ。ぼくは、そういう体験はないけれど、とても大変だなぁと思った。
 ぼくの家には、ぼくが食べた物を置いておくから虫がよく出る。よく出るのは、クモや小バエだ。小バエはとても出てくるので、家ではついに、小バエとりを二つも使うことになってしまった。でも一つは全然使えないなぁと思った。もう一つやっかいなのはクモだ。家には、やたらと大きいクモが出る。ときどき小さいクモも出てくるが、やはり6割から7割は大きなクモだ。このあいだ、家にとてつもなく大きいクモが出てきた。母は、さっそく、そうじきで吸い込もうとしたが、なかなかつかまらなかった。その後、ぼくがやったら吸い込めた。でも、その三日後、そのクモがそうじきから出てきた。ビックリしたので、すぐに吸い込んで、外へ逃がした。その後、クモがはいってこないように、走って家の中まで駆け込んだ。そのときは、とてもつかれてしまったけど
「家の中に虫が入ってきても、まぁいつものことだから、しょうがないなぁ。また追い出せばいいか。」
と思えたらあわてなくてもいいということが分かった。

   講評   hutu

今月も忙しい中がんばりました。来月からは新しい課題になります。一緒に取り組んでいきましょうね。

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